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『亜空間通信』1064号(2005/07/29)
【NHK報道委員会「政治的圧力で番組改変は朝日新聞の判断として書くべき」往生際が悪いエセ紳士】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
朝日エセ紳士のお陰で、どれだけの時間を無駄にしたか、実に腹立たしい。それなのに、わが電網宝庫(ホームページ)読者が、また新聞の切り抜きを届けてくれた。これは短いので、全文を紹介する。
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『読売新聞』(2005年07月29日)
「番組改変報道問題/第三者委が初会合/朝日新聞」
NHKの番組が政治的圧力で改変されたと報じた朝日新聞記事に対し、取材を受けた当事者らが反論している問題で、朝日新聞社が設けた第三者機関「『NHK報道』委員会」が28日、第一回会合を開いた。委員は、丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長、原寿雄・元共同通信編集主幹、本林徹・前日本弁護士連合会会長、長谷部恭男東大大学院教授の4人。
一連の朝日新聞の報道や対応について意見をまとめることが目的だが、具体的な議論の中身は今後委員が決めるという。
朝日新聞によると、初会合では、委員から「『政治的圧力で番組が改変された』ということを事実として書くのではなく、朝日新聞の意見として書くべきだったのではないか」「『番組改変』という言葉
には、番組を改悪したという先入観を与える」といった疑問が出されたという。
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以上の読売記事には、「朝日新聞によると」とあるが、その朝日の電網(インターネット)該当記事では、少し表現が違う。
比較検討のために、以下、その全文を紹介する。
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http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY200507280414.html
初会合で説明、委員から意見 本社「NHK報道」委
2005年07月29日01時27分
NHKの特集番組改変をめぐる朝日新聞の報道について、メディアのあり方に詳しい識者に評価や意見を求めるため、朝日新聞社が設置した「NHK報道」委員会の初会合が28日、朝日新聞東京本社で開かれた。
伊藤忠商事会長・丹羽宇一郎氏、元共同通信編集主幹・原寿雄氏、前日弁連会長・本林徹氏、東大大学院教授・長谷部恭男氏の4委員が出席。
秋山耿太郎社長が「1月に番組改変問題を報道してから半年が経過し、25日の紙面で読者に総括する報告をした。メディアとして読者に対する説明責任が果たせているかどうか、疑問、質問を出していただきたい。できれば秋の早い時期までにご意見をいただき、本社として問題の決着に向けた対応を検討していきたい」とあいさつした。
朝日新聞社側が総括報告の紙面などについて説明し、委員からは「番組改変という言葉を使ったが、その言葉からは番組を改悪したという先入観が感じられる」「政治的圧力があって改変されたというのは事実としてではなく、朝日新聞の判断として書くべきだった」などの指摘があった。
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朝日は、これに先立ち、わが亜空間通信では、以下のように論評した超長大記事を発表している。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku1062.html
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/680.html
『亜空間通信』1062号(2005/07/26)
【NHK「番組改変」朝日2頁超巨大「検証」記事「読者の皆様へ」徹底検証せざるを得ず不愉快至極】
[中略]
昨日からの阿修羅政治板などの議論を伝え聞いて、わが電網宝庫(ホームページ)読者が、朝日新聞7/25朝刊の丸々2頁を費やした超巨大な「検証」記事、「読者の皆様へ」を切り抜いて、わが家に届けてくれた。
行き掛かり上、徹底検証せざるを得ず、仕方なしに、克明に読んだが、ご都合主義の誤魔化しが多すぎて、不愉快至極になった。
まずは、これだけの超巨大な記事を掲載するのは、それだけ、朝日新聞が、世間から、疑惑の目で見られているからである。
朝日新聞の定期購読者は、「皆様へ」などと書かれても、迷惑千万であろう。
最初に唯一、評価をして置くと、3段、全部で42行分の極端に小さな「メモ」欄に、「4夜シリーズ」とあり、「女性国際戦犯法廷」の「判事団には国連の旧ユーゴ国際戦犯法廷の元所長らが就き」とあったことである。
以上の内、「行き掛かり上」、「4夜シリーズ」、「事団には国連の旧ユーゴ国際戦犯法廷の元所長ら」に関しては、非常に複雑な問題点があるが、とりあえず、以下のわが電網宝庫(ホームページ)特集リンクの存在を示す。
私は、これだけ、この問題を論じてきたのである。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nhk-josei.html
特集:NHK放映「戦争をどう裁くか」
[後略]
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参考のために、以下、電網(インターネット)検索で得た産経の関連記事をも紹介する。
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NHK報道、委員会、朝日新聞 の検索結果 約 79,800 件中 1 - 100 件目 (0.14 秒)
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20050725/e20050725011.html?C=S
朝日新聞 取材経緯の検証掲載 NHKの慰安婦特番改変 (産経新聞) - goo ニュース
2005年 7月25日 (月) 15:33
「真相十分迫れず、教訓」
朝日新聞が一月、慰安婦問題を取り上げたNHKの特集番組が政治的な圧力で改変させられたと報じた問題で、同紙は二十五日付朝刊に見開き二ページを割いて取材経緯を検証する記事を掲載した。最大の焦点となった政治家の関与については「明確な裏づけが得られなかった」としており、NHKは「理解できない」と反発している。
検証記事は「改変」の経緯を追加取材した結果を詳細に報告した上で、横井正彦東京本社社会部長の「取材の総括」と題した記事を掲載。朝日記者から取材を受けた松尾武・元放送総局長が政治的圧力を否定していることについて「安倍氏(晋三衆院議員)ら政治家と会ってきたばかりの(NHK)国会担当局長が番組の修正を細部にわたって指揮していた」ことが追加取材で分かったと主張。「『政治家の圧力による番組改変』という構図がより明確になったと考えます」としている。
一方、(1)中川昭一衆院議員が放送前日にNHK幹部に会った(2)中川、安倍両氏がNHK幹部を呼んだ−とした部分については、両氏と松尾氏の当初の取材対応から「現時点では記事を訂正する必要はないと判断します」としながら「当事者が否定に転じたいま、これらを直接裏付ける新たな文書や証言は得られておらず、真相がどうだったのか、十分に迫り切れていません。この点は率直に認め、教訓としたいと思います」とした。
また吉田慎一常務(編集担当)は「読者の皆様へ」と題した記事で、検証内容について、ジャーナリズムのあり方に詳しい識者の方々に第三者機関の「NHK報道」委員会を作ってもらい、評価や意見を求め、読者に報告するとした。
≪NHK「新事実提示ない」≫
■NHK広報局の話「朝日の記事は中川、安倍両議員の圧力の真相を明らかにできなかったと自ら認めている。記事の根幹部分を補強する新たな事実の提示もなかった。にもかかわらず、『政治家の圧力による番組改変という構図がより明確になった』と主張し、訂正の必要がないとしているのは理解できない」
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以上の産経記事の「最大の焦点となった政治家の関与」については「明確な裏づけが得られなかった」という部分は、朝日が委嘱した第三者の委員会の「指摘」、「政治的圧力があって改変されたというのは事実としてではなく、朝日新聞の判断として書くべきだった」と呼応する。
要するに、最大の争点、「政治的圧力」を、あたかも確固たる事実であるかのように報じた朝日新聞の記事に関して、大いなる疑問が発せられているのである。
エセ紳士・朝日新聞の往生際が悪すぎる。
素直に、さっさと謝って、関係者を処分しろ!もう、これ以上の時間の無駄は、我慢できんぞ!
以上。
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電網速報『亜空間通信』(2001.09.01.創刊 2005.07.29.現在、1,064号発行済)
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