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共産党が、全区での候補擁立を見送ることを歓迎します。しかし、他党への影響について「関係も関心もない」と言うのはいただけない。現実に影響があるのだから、関心がないのは無責任というものである。また、「自民党政権でも民主党政権でも何の変わりもない」「民主党と選挙協力は100%ありえないし、連立を組む可能性もない」と言うのは間違いである。
少なくとも、靖国神社に参拝する議員は民主党のほうが圧倒的に少ない。民主党への影響を行使することによって、民主党内の反動派を孤立させる可能性はある。自民党内の非靖国派との連携を探る道もある。
あれこれの対立点は民主党との間に少なくない。それはそれで闘えばいい。しかし、戦後60年の節目の年、再び戦争をする国への逆行を阻止するため、可能な手立ては尽くすべきだと思う。
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