★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK10 > 654.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
近頃NHKのニュースをチェックしているとやたらめったら安倍晋三のコメントを必死に拾ってくる。たいした事を言っていなくても、とにかく拾ってくる。
まことにもって露出が多い。これは安倍晋三が従軍慰安婦の番組に介入したという朝日新聞の報道を受けてから、更に露骨になっている。
これは安倍晋三と近いNHK幹部の指しがねとしか思えない。
もちろん一方で朝日新聞を中傷するのは忘れない。
朝日新聞の話題が出るときはとりあえずテロップは毒毒しい赤で二文字「朝日」!
「朝日新聞」とは書かない。もう犯罪を犯したように呼び捨てで二文字「朝日」!
これでは週刊新潮の朝日新聞への因縁つけ記事や宗教右翼がネットで行っている必死の朝日新聞叩きと同レベルのプロパガンダである。
安倍晋三を必死に宣伝し、一方で朝日を叩く、これでは皆様のNHKではなく、自民党様のNHKである。
ところでその自民党様のNHKについて最近、『NHK・問われる公共放送』という本が岩波新書からでた。
筆者は元日経新聞記者で立命館大学教授でもあった松田浩氏。
松田浩氏と言えばNHKの権力との癒着を暴いた『知られざる放送』の著者でもあり、日経新聞記者時代にはデスクから政府系広告が入らなくなるからと掲載を拒否されながらも、コラムという形で政財界の世論操作機関「日本広報センター」に関してのスクープを紙面に掲載した反権力の闘士でもある。
共産党の機関紙赤旗7月24日付の日曜版にその松田浩氏の好きな言葉が載っていた。
「憲法が出版(言論)の自由を与えたのではなく、出版の自由が憲法を与えたのだ」
(シャトー・ブリアン・フランスの文学者)
平和を愛する皆さん、平和憲法を生かし、その精神を守る為には、ファシストに協力する国営放送の徹底糾弾、その犯罪的な右翼プロパガンダ垂れ流しの粉砕から始めてはいかがであろうか。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK10掲示板