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(回答先: フジサンケイ・グループは、赤字を出してまで「教科書」を維持する必要は無い 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 7 月 25 日 16:18:07)
西尾幹二は当初から営業マンである。そもそも「つくる会」の新しい歴史教科書は、たとえば谷沢永一(関西大学名誉教授)の『新しい歴史教科書の絶版を勧告する』という本でコテンコテンに叩かれたり、多くの歴史学者から“間違いだらけ”と批判された問題教科書である。扶桑社が「つくる会」につくらせた時から、検定に合格するかどうか危ぶまれていたのである。たとえ検定を通っても、大方の関係者は、国家主義イデオロギーに彩られたこんな教科書が学校で採用される可能性はゼロに近いと思っていたのである。だが西尾会長が考えていたのは、採用されるかどうかは二の次で、まず「つくる会」の存在と思想を社会に広めることだった。だから教科書としてはまったく異例ながら、正規のルートで学校に入れるよりも、一般の書物と同じように書店に並べて売ることを優先させた。そのためには教科書としては内容が多少ずさんであってもかまわないのだ。
そこへ絶好の宣伝部隊が現れた。朝日新聞と中国政府である。西尾幹二の話によれば、まだ本が完成しないうちに朝日の記者が中国へ持ち出して「こんな教科書があるよ」とご注進に及んだのだという。西尾氏は朝日に対して怒っていたが、だがそのために大騒ぎになり、一挙に広まったのである。
中国へ知らせ、問題になるよう仕向けたのは実は「つくる会」側なのではないだろうか。
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