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2005年07月19日
鹿砦社・松岡さん拘留理由開示裁判の傍聴報告
草加耕助 22:52 コメント (2) トラックバック (1) カテゴリー:03.反弾圧と人権擁護
鹿砦社(ろくさいしゃ)社長の松岡利康さんが「名誉既存」で逮捕されたことは多くの方がご存知だと思います。その拘留理由開示裁判が行われました。ちょうど仕事が休みでしたので、双方の言い分を聞いてみるのもよかろうと思い、神戸地裁まで傍聴に行ってまいりましたので報告いたします。
●鹿砦社と『紙の爆弾』、そして『噂の眞相』について
さて、具体的な報告に入る前に、知らない方のために簡単に書いておきますと、鹿砦社は関西の出版社で、左翼系の軍事論を古典を含めて多く出版している硬派の出版社でした。松岡さん自身は同志社大学で全共闘運動に参加しておられた方です。現在では『紙の爆弾』という、企業や有名人の不正やスキャンダルを実名で暴くという趣旨の雑誌を出していて、これが鹿砦社の看板雑誌になっています。まあ、かつて名をはせた『噂の眞相』(現在は休刊)を関西人が作ったらこんなものになるという感じの雑誌です。
だいたいがまったくひねりのない「そのまんま」な誌名からしてセンスが関西人やという(笑)。『紙の爆弾』ではその『噂の眞相』の顛末についても繰り返し触れられていて、「その編集方針にもやっぱり問題があったんじゃないか」ということも指摘されています。一言で言えば、『噂の眞相』の「反権力・反権威・ジャーナリズム精神」は看板であって、実際には編集長の岡留さんの判断でどうとでもなる都合のいいもんだったんではないか?ということかな。その当人である『噂の眞相』の岡留安則元編集長は、インタビューで松岡さんと鹿砦社について次のように語っておられます。
「そうそう。僕はわりと原則的なスキャンダリスト。松岡はアナーキーなスキャンダリスト。なんでも暴いちゃえばいいと思っているフシがある。そういうことをしていると、いずれ権力に足元掬われると思うね。だって逮捕しやすいじゃない、松岡だったら。僕だとジャーナリズムの原則と大義名分で正面切って闘っちゃうから逆に逮捕しにくいだろうけど(笑)」。
(鹿砦社「平成の芸能裁判大全」収録のインタビュー。同書籍の広告に一部抜粋して掲載されていたもの)
なんだか今回の事態の「予言」みたいですね。まあ「お前だって逮捕されとるやんけー!」という突っ込みはさておき、もし岡留さんが本当に個人の判断
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