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(回答先: 高校以下の性行為容認せず 中教審が基本方針(共同通信) 投稿者 XL 日時 2005 年 7 月 16 日 10:15:23)
政府部門が個々人の性的活動にあれこれ口を出すのは異様だ。
>文部科学省の学校健康教育課は「性行為を一切禁止するものではないが、性教育をす
>る前提として、性行為を容認しないことを基本スタンスにしたい」としている。
性的活動は政府に容認してもらって行う活動ではないだろう。
容認しないというご託宣を出そうとしているからあれこれ言っているわけではなく、ある条件では性行為を推奨するというご託宣でも同じこと。
>性行為について「子どもたちは社会的責任が取れない存在で、性感染症を防ぐ観点か
>らも容認すべきではない」とした。
高校生を社会的に責任が取れない存在というのなら、高校生以下に刑法罰を加えることだって無理スジということになる。
何に関する社会的責任なのかはわからないが、それが妊娠だとすれば、義務教育を終えている高校生なら学校をやめて二人で働いて家庭を維持することだって可能だ。(そのようなことができにくい経済状況にあることが問題)
そして、そのような問題なら、高校生以下に限らず婚外セックス全般で発生する可能性があるから、高校生以下に限定できる話ではない。(未成年者のほうが親権者に話を持ち込めるので“社会的責任”は果たさせやすいかもしれない)
未成年の社会的責任は親権者に及ぶ話なのだから、社会的責任云々を言うのなら、子どもの性活動問題は親権者に任せればいい。
また、「性感染症を防ぐ観点からも」という話を持ち込むことはお門違いである。不特定の相手とのセックスはせず、固定的なカップルで清潔を心がけてセックスを行えばいわゆる性感染症には罹患しない。
「性感染症を防ぐ観点」を言うのなら、高校生以下に限定せずに不特定の相手との性行為を容認しないと宣言しなければ筋が通らない。
「社会的責任」や「性感染症を防ぐ観点」を持ち出すのではなく、高校生以下がセックスするのは好ましく思えない(イヤだ)から容認しないとか、婚外のセックスはダメと言ったほうがすっきりするだろう。
世の風潮(個人の自由)から婚外セックスはダメとは言えないからと、あれこれ理由を付けて否定するのはかえって話をややこしくする。
>親や恋人との人間関係の理解やコミュニケーションの能力を重視することや、安易に
>具体的な避妊方法の指導をするべきではないことでも一致した。
政府や親が容認しようと禁止しようとセックスをする高校生以下の子どもたちは存在するはずだ。
「社会的責任」や「性感染症を防ぐ観点」を持ち出してあれこれ言うのなら、避妊方法や性感染症予防措置をきちんと教えるほうが理に適っている。
(それを教えたからセックスに動くとか、それを教えなかったらセックスをしないというのは錯乱した思考でしかない)
何を目標にした政策なのかまったく理解できない頓珍漢な文部科学省官僚の動きである。(気持ちはわかるけどね(笑))
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