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中国、米国に対し核兵器使用の可能性警告―人民解放軍幹部=FT
[ロンドン 15日 ロイター] 中国人民解放軍の朱少将は、中国と台湾の関係をめぐって米国が中国を攻撃してきた場合は、米国に対して核兵器を使用する用意があると警告した。15日付けのFT紙が報じた。
朱少将はこれについて、個人の見解だとしたうえで、米中間に摩擦が発生するとはみていないが、中国が攻撃を受けた場合は核兵器を使用せざるをえない、との姿勢を示した。
同少将は外国人記者団との記者会見で、「米国が中国領土内の目標圏にミサイルや位置誘導兵器を発射してきた場合、核兵器で応戦しなければならないだろう」と述べた。
FT紙は、この発言の真意は不明としながらも、過去約10年間のうちになされた中国高官による発言でもっとも明確なものであると伝えた。
中国が核武装を決意したのは、1955〜56年という非常に早い時期である。朝鮮戦争、インドシナ戦争、国民党政府軍との戦争などでUSAの核兵器に威嚇された毛沢東は、USAのような核保有国に対して対等な発言権を持つには核兵器が必要であると認識した。当時の人民解放軍を全面的に近代化するには、莫大な金額が必要となり、それをなしとげても核兵器を持つUSAには対抗できない。これに対して核兵器開発なら人民解放軍を近代化するのに必要な金額の1割程度でできる。このため人民解放軍を近代化を後まわしにし、核兵器に国防予算を集中するという政策をとってきた。
中国の核兵器と核軍縮政策
中華人民共和国駐日本国大使館のWebSiteによると、「中国が少量の核兵器を保有するのは全く自衛からの必要である。」そうである、そして「中国は先に核兵器を使用せず、非核兵器保有国に対し核兵器を使用しないか、または核兵器を使用すると威嚇しないことを約束している。」そうである。とすると、中国人民解放軍の朱少将は、中国共産党指導部の方針に逆らって、「中国と台湾の関係をめぐって米国が中国を攻撃してきた場合は、米国に対して核兵器を使用する用意があると警告した。」ということになる。当然、朱少将にたいするそれなりの処分がされた事が近日中に公表されるのであろう。
同WebSiteによると、中国は「国外に核兵器を配置していない。」らしい。1982年10月には水中の通常型潜水艦からの弾道弾発射に成功し、1988年9月には原子力潜水艦からの水中発射実験に成功している。中国海軍は、1999年頃から旧型の夏型原子力潜水艦に代えて、2005年の運用を目指して、新型の潜水艦発射弾道弾搭載原子力潜水艦(SSBN-Type094)、8隻の配備を進めていた。中華人民共和国駐日本国大使館のWebSiteに記載されていることが事実とするとこれらの戦略型原潜は中国の領海を出ることがないということなのだろう。
また同WebSiteによると、「中国は先に核兵器を使用せず、非核兵器保有国に対し核兵器を使用しないか、または核兵器を使用すると威嚇しないことを約束している。」ということだ。USAの防衛分析研究所がまとめた「中国の核兵器と軍備管理」には、数十基のMIRV(多核弾頭)搭載中距離弾道弾が日本に照準を合わせて中国に配備されていると記載されている。中国かUSAのどちらかが明らかなでたらめを記載していることになるが、皆さんはどう考えるのだろうか?
USAがすすめている戦域ミサイル防衛(TMD)の開発を進め、に配備するには1兆円ほどかかる。これを高いとおっしゃる方が大勢いるが、1998年に江沢民が来日した時に約束した経済援助は、3,900億円である。江沢民とは反日教育を本格的に開始した人物であることはいうまでもない。
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