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コラム『政界ヒソヒソ話』(スポニチ) 7/14
ブッシュさん見捨てないで
北朝鮮の核開発問題をめぐる6カ国協議は今月27日から北京で開催される方向になったが、今回の協議で日本の出番は少なそうだ。日本の最大の関心事である拉致問題については外務省でさえ「北朝鮮が応じる可能性はほとんどない」(幹部)とみており、全く議題にならないとの悲観論が強まっている。
唯一の応援団である米国は、来日したライス国務長官が「拉致問題解決を支持する」と表明したものの、「6カ国協議は核問題解決のための会合」(ライス長官同行筋)というのが本音だ。日本とともに中国、韓国を訪問したライス長官は6カ国協議に向け、中国には調整を促し、日韓には連携を呼びかけた。
しかし、誤算だったのは日米韓の連携路線で進んできた対北朝鮮政策も、ここへ来て日米と韓国の足並みの乱れが決定的になったことだ。
協議参加国のうち、北朝鮮を除く5カ国は「日米」対「中韓露」にくっきりと色分けされた。しかも、日本にとっての懸念材料は米国の「日本離れ」が徐々に進んでいることだ。
国連安保理拡大に本音では反対するライス長官に対し、首相は12月に期限が切れるイラクの自衛隊派遣に関して「失敗は許されない。日本は世界と協力していく」と延長の可能性を示唆した。
郵政民営化審議で苦境に立つ首相にとって、ブッシュ政権は数少ない味方。「見捨てられないよに、早々と対米公約をした」との風評が流れている。
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