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『紙の爆弾』発行の鹿砦社・松岡利康社長、名誉毀損容疑で逮捕
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情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪追及の情報ぺ−ジ/04年10月9日創刊。不定期。
「ストレイ・ドッグ」の由来
日本語は「野良犬」。買い主(権力者)の言いなりにならず、エサ(本当に告発に値するネタ)を求め、日夜、駆けずり回る、取材者の基本精神の象徴として。
2005.07.12
『紙の爆弾』発行の鹿砦社・松岡利康社長、名誉毀損容疑で逮捕される
●名誉毀損で逮捕!? アルゼの政治力の賜物か?
詳細は不明だが、本紙・山岡も寄稿している月刊誌『紙の爆弾』等を発行している「鹿砦社」(本社・兵庫県西宮市)の松岡利康社長が本日早朝、逮捕された。
逮捕したのは地元の神戸地検。
関係者によれば、容疑は名誉毀損だという。
ヤクザ関係者が恫喝のため、まったくの虚偽を言いふらしたならともかく、出版社社長の逮捕とは「表現の自由」、「報道の自由」の問題も関わるだけに前代未聞の出来事ではないだろうか。
しかも、その容疑対象になっているなかには、阪神球団のスカウトマンの死を巡っての件と共に、パチスロ大手「アルゼ」の単行本の件も含まれている。
松岡社長はアルゼの問題を追及し続けており、これまでに同社からは4冊のアルゼ告発本が出ている。
その内、2冊目については、アルゼ側の出版差し止めの仮処分が認められ、出版停止になっており、最近も神戸地検で事情聴取を受けていた模様。 また、この7月7日に出た『紙の爆弾』4号でも追及を続けていた。
それにしても、出版社社長が名誉毀損で逮捕とは、あり得ない話では。
地検は証拠隠滅の恐れもあるということで逮捕に踏み切ったようだが、名誉毀損の対象になっている単行本、ムック本は印刷ないし販売されているわけで、それで証拠隠滅はないだろう。
どうしてもアルゼ、そして同メーカーと癒着している警察人脈の政治力あってのことと思わざるを得ない。
いずれにしろ、この件は新しい情報が入り次第、レポートするつもりだ。
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