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先日、「従軍慰安婦なんて言葉は無かった。教科書からなくなって良かった」と発言した中山文科大臣。
もちろん「それなら縄文時代という言葉を教科書からなくすののがいいのか」、「じゃあ朝鮮ピーと書けばいいんだな」と国内外から批判が巻き起こり、官房長官らが火消しにまわったのは記憶に新しいところだが、しかしこの厚顔無恥な政治家様は自分の言動にまったく引け目など感じていない様子である。
というのも、何とこの中山文科大臣、先週福岡で教育について語る機会があった際、延々「従軍慰安婦」について語ったのである。
これは今日、毎日新聞が報道したことなのだが、まず大臣は「政治家が物をいうとトラブルになるから」と前置きし、自らが貰ったというメールを読み出したという。
そのメール内容は以下のようなものである。
「従軍慰安婦なんて言葉は昔無かった。イメージの悪い言葉が教科書に載らなくなってよかった。彼女達には悪いが、慰安婦は軍の士気向上に役立った。慰安所は日本の田舎の情事と同じようなものだった」
さてこのメールが本当は大臣が自分自身に送信した物であろうとなかろうと、問題はそれをわざわざ披露し、自分の意見を代弁させたこの大臣のとんでもない歴史認識である。
強制的に日本軍従軍慰安婦にされた人々は中国、韓国、フィリピン、オランダなど多数の国に存在している。
にも関わらず、彼女達の存在を歴史教科書から抹殺したことを喜び、しかもその性奴隷たる慰安婦制度を軍の士気向上に役立ったと絶賛するメールを公の場で公開するとは。
こういう人間が国会議員、そして大臣ポストに居座りつづける限り、我が国はいつまでたっても「反省のない国」と世界から後ろ指を指されるであろう。
それにしてもこの大臣、自らの意見をメールの代読という形で代弁させるとは。それでいざと言う時は「だだそういう意見もあると紹介しただけ」と誤魔化せるとでも思ったのであろうか。浅知恵もいいとこだ。
真に民主主義と平和を愛する日本国民なら、この恥知らずを必ずや辞職に追い込み、その言動の責任を取らせるべきであろう。国会議員並びに選挙区民の皆さんの今後の働きに期待するものである。
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