★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK10 > 339.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 都議選、民主躍進し第2党に…自民「50」届かず 投票率は43・99% 過去2番目の低さ 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 04 日 04:48:27)
都議選 二大政党化へ前進 民主伸長、自民は微減
東京都議会議員選挙(定数一二七)は三日、投開票が行われた。躍進を目指す民主党が三十五議席を獲得し、都議会第二党となった。自民党は五十議席を割ったとはいえ、第一党の座を堅持した。公明党は二十三人全員が当選。共産党、生活者ネットワークはともに議席を減らした。無所属候補が半減し、政党色が濃くなった今回の選挙で、都議会でも国政と同様、自民、民主の二大政党化が進んだ格好となった。
立候補したのは過去最少の二百二十人。
民主は昨年の参院選で自民を約九十万票上回る約百九十一万票を獲得したことで、前回の三十三人を大幅に上回る五十一人を公認。現職のいなかった葛飾区や武蔵野市で議席を獲得するなど、参院選の勢いを引き継いで伸長した。
自民党は前回、「小泉ブーム」で五十三人を当選させたが、今回は「風はない」として公認を五十七人に絞り「守りの選挙」を展開。初めて石原慎太郎都知事に応援を得て“知事与党”を前面に押し出した。現有議席は維持できなかったが、微減にとどまった。
都議会で自民党が五十議席を割ったのは平成五年以来。第二党が三十議席を超えるのは昭和四十年以来、四十年ぶり。
新人九人が立候補した公明党は固い組織力を背景にスムーズな世代交代を目指し、二十三人全員が当選した。
共産党は都議会の「唯一野党」をアピールしたが、現有十五議席を維持できず、退潮傾向に歯止めをかけられなかった。社民党は議席復活をかけたが目標を果たせず、前回六人全員が当選した地域政党の生活者ネットワークは、現有六議席が半減した。
今回の都議選は、衆参ともに通常選挙が予定されていない今年、小泉政権への「最大の審判」と目されていたことに加え、小泉純一郎首相が「改革の本丸」と位置付ける郵政民営化の関連法案審議の最中だけに、その結果が注目された。自民党執行部としては、議席減を最小限に食い止めたことから、今後の政局運営や関連法案成立に向けて勢いを得た形だ。
また、国政で自民党と連立を組む公明党は「全員当選」で改めて選挙の強さを誇示した。自民党は各種選挙で公明党への依存を強めており、小泉政権に対する同党の影響力も強まっている。自民、民主による二大政党化が進んでいるが、その背景では自公の結び付きが一層、強まっていることも見逃せない。
伸長した民主党も、自民党に大きく水をあけられた印象は否めない。有権者の信頼を得て政権交代を果たすためには、より魅力ある政策を打ち出す課題が残った。
◆投票率は43・99%
東京都選挙管理委員会によると、都議選の最終投票率は43・99%で、前回の50・08%を6ポイント以上下回り、都議選史上二番目の低さとなった。今回都議選は争点のなさなどから早い段階から低投票率が指摘されていたが、史上最低だった平成九年の40・80%の更新は何とか避けられた。
十五年十二月から導入された期日前投票が好調で、前回都議選の不在者投票者数に比べて約一・二一倍となったことなどが影響。投票率が最も高かったのは利島村で95・55%、最も低かったのは港区で34・08%だった。
◇
【党派別当選者数】〈定数127〉
計 現 元 新 改選時
自 民 48 38 0 10 51
民 主 35 14 1 20 19
公 明 23 14 0 9 21
共 産 13 9 4 0 15
社 民 0 0 0 0 0
ネット 3 2 0 1 6
諸 派 1 1 0 0 1
無所属 4 2 0 2 4
127 80 5 42 117
◇
(注)本社集計。改選時は欠員10。党派の表記は2議席以上、都議会または国会に議席のある党派。ネットは東京・生活者ネットワーク。その他政治団体は諸派。無所属は都議会の「1人会派」を含む
http://www.sankei.co.jp/news/morning/04iti001.htm
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK10掲示板