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(回答先: ＜０５都議選＞争点なく投票率３０％台？ 選管ヤキモキ（毎日新聞） 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 7 月 02 日 13:56:18)
最近の都政『嫌な感じ』
選挙権なき外国人３５万人
今や人種のるつぼとなった東京都。登録人口だけでも約三十五万人の外国人が住む。選挙権なき住民に、都政は、都議選は、どう映ったのか。
以前、石原慎太郎都知事の街頭演説を聞いたことのあるセネガル人の会社員男性（４３）は「外国人が日本に来て悪いことをする、という話をしていて、すごく嫌な気持ちになった」と話す。
外国人取り締まりが厳しくなっているのを肌で感じる。今週も、路上で警察官に呼び止められ、「永住者」の在留資格や住所が記載された外国人登録証を見せたのに「パスポートも見せて」とパトカーが家まで来た。「周囲から犯罪者のように見られる」と思うとつらかった。「政治家も投票する人も、東京に住む私たちのことをもっと考えてくれたら」と願う。
インド出身の会社員シンさん（２９）は「納税しているのに、選挙権がないから政治家も味方になってくれない」。政治で声高に語られるのは「外国人の犯罪」ばかり。外国人の悩みは選挙の争点にされない。
「外国人犯罪が増えたというが、もっと怖いものはたくさんあるでしょう。石原知事は極端なことを言うが、イタリアでは許されない発言ばかりだ」とは、イタリアのイル・マニフェスト紙極東特派員ピオ・デミリアさん（５０）。
「候補者名の連呼より、インターネットを駆使したりしてほしい」と選挙の在り方に苦言を呈する一方、「イタリアでは、レジスタンスなどで勝ち取った民主主義の基本が、投票。遊びに行く前に一票を投じて」と、有権者にも注文を付けた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050702/eve_____sei_____000.shtml
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