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前に書いたけれど、山岡俊介氏が「ストレイ・ドッグ」 http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/ で『共謀罪』について「サンデー毎日」に執筆した氏の記事を”ささやかな抵抗”として紹介した途端 http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/06/post_c4ad.html 、氏のケイタイに警視庁本庁から以前の著書の名誉毀損容疑で事情聴取の要請が届いた。
しかも、その名誉毀損で氏を訴えている武富士に天下った元警部補の古巣の職場である刑事部捜査2課から、というオマケつきである。
まるで、ヤクザが相手を自分の組事務所に連れ込むような感じのもの。
ともあれ、”語るに落ちる”とはこのことで、だから『共謀罪』などという印籠を権力に与えるなどとんでもない、ということになる。もっとも、法というのは原則において、誰が施行してもその法の作成理念を逸脱しない作り方、また条文を備えていなければならない。『共謀罪』はこの意味で、法でもなければ(悪法ではあるが)、緒から理念などというものもないようにみえる。
それより、警視庁は次のような現況をまず是正すべし。
≪「都政も都議会も創価学会・公明が常にキャステイングボードを握ってきた。予算や人事を楯にやりたい放題です。警視庁も予算のためには学会には遠慮する。しかも、都政担当記者をやっていてわかったのですが、学会・公明のあくどいのは、学会と距離を置いたり、学会がらみの事件をやろうとする警察幹部がいると、徹底して出世の妨害をする。署長や副署長にもさせないのです。逆に学会にとって都合のいい警察官は昇進の応援をする。役人である警察官のもっとも弱いところをつくやり方で、これをずっとやってきたものだから、警察は創価学会がらみの事件には触らないという風潮が出来上がっているのです」
それゆえ、警察は朝木事件の解明に及び腰なのだと内藤氏は指摘する。
「坂本弁護士一家事件と、今回の朝木市議事件の展開、プロセスは本当に酷似している。宗教団体の不正や犯罪を追及していた人物が拉致、死亡という形で被害者になった。しかし、警察はまるで及び腰というかやる気なしで、むしろ真相解明を妨害しているフシさえある。ことに朝木事件では、[怪しいから捜査しない]という感じが露骨にする」
実際、警察・警視庁と創価学会はなれ合ってきた≫(『怪死』乙骨正夫著より)
”弱い者”イジメをするな。本来の職務をまっとうせよ、です。
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情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/06/post_1753_1.html
2005.06.26
本紙・山岡、2回目の事情聴取で徹底反論
●通常の退職金外で、元警官ともあろう者が500万円もの現金を武井前会長から受領していた事実に疑惑を抱くのは当然
6月24日の警視庁本庁刑事部捜査2課刑事による本紙・山岡の2回目の事情聴取は、約3時間に及んだ。
1回目は事情がよくわからず、警視庁本庁(刑事部捜査2課)から武富士に天下った岩根昭二元警部補が、いったい、本紙・山岡が、自らが盗聴された武富士と武井保雄前会長との攻防を綴った単行本『銀バエ 実録武富士盗聴事件』(創出版) http://www.tsukuru.co.jp/books/ginbae.html のどの部分を名誉毀損と主張して刑事告訴しているのか、確かめるという目的もあった。
岩根元警部補は3年近く武富士に在籍して去るのだが、その際、通常の退職金とは異なる500万円の現金をもらっていた。そして、その現金の「領収証」、同日付けで、「在職中に知り得たことを外部に漏らさない」旨の「確認証」や「念書」コピー、また、岩根元警部補は当時、在職中に知り得たことを小説のかたちにまとめていた事実があり、本紙・山岡はこれらコピーを入手していた。さらに、500万円はその小説の“買取代金”との同僚の証言を得たから、それら事実を本書で記した。ところが、岩根元警部補は、それが「恐喝」と指摘され、名誉を傷つけられたと主張しているそうだ。
だが、岩根氏が通常の退職金とは異なる500万円を受領、しかも、「念書」においては、500万円の受領と、今後、在職中のことを口外しないことが並列して書かれているのだ。元警官ともあろう者が、こんな怪しげな「念書」と引き換えに高額の現金を手にしている以上、疑惑を持たれて当然ではないか。
●問題の「小説」を出版したいから、相談に乗ってくれとまで言っていた岩根元警部補
しかも決定的とも言えるのは、岩根元警部補と当時の武富士役員とが話し合いを持った際の会話が録音され、そのテープ起こしをした文書が存在するのだが、その中で岩根氏は500万円と小説の件も口にしている http://sv3.inacs.jp/bn/?2003080044206566016074.xp010617 。おまけに、その会話の最後の方では、出版社から早くその「小説」を出したいとの話が来ているとまで述べているのだ。
そもそも、なぜ、在職中のことを口外しないと約束しながら、本来、公に伝える手段たる「小説」(仮名とはいえ、内容は業務上のことが正確に書かれている)を作成、存在するのか。疑惑を抱かない方がおかしいではないか。
そこで、山岡はこれら事情説明と共に、入手した証拠資料すべてを提出しておいた。
取調べの刑事の反応を見ると、岩根元警部補は山岡は何ら証拠なく、また、取材もなく、まさにデッチ上げを行ったと主張しているように思える。
だが、実際には、山岡は岩根氏に電話取材も行っている。02年12月下旬のことだ。その際、岩根元警部補は500万円の「領収証」や「念書」は本物であり、また、「小説」は自分が書いたと認めたのだ。さらに、山岡に対し、問題の「小説」を出版したいから、後日、相談に乗ってくれとまでいった。ところが、年が明けた1月7日に岩根氏から山岡の携帯に電話があり、一転、「問題の小説は表に出せない。それが、八王子地裁における(武富士との)500万円和解条件になっている」旨、以前とまったく逆のことを言って会うことを拒否した。そこで、山岡はこの年末年始の間に武富士側と何か取引をしたのではないかと思い、その感想を記した当時のメモも証拠として提出しておいた。これに対し、取調べ警官は、岩根元警部補の主張と話が余りに違うとさすがに察したのではないだろうか、軽い驚きの表情さえ見せていた。
本紙・山岡としては、以上のような証拠や事実から、どう考えてもこの件で起訴されることなどあり得ないと思っている。「もし、これで起訴なら、いまの週刊誌に書かれていることの半分も名誉毀損で起訴ですよ!」と、取調べ刑事にはハッキリと主張しておいた。
これで起訴なら、「山岡に前科をつけて潰せ!」との政治的圧力しかなく、それこそがまさに事件だと断言しておく。
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