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東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/ から
http://www.tokyo-np.co.jp/05togi/news/news05062702.html より引用
ブログで出馬▼『勝手連』的な応援
“選挙男”の波紋
二十四日に告示された東京都議選で、インターネット上の日記風サイト「ブログ」から出馬した新人候補が、ネット上で波紋を広げている。掲示板「2ちゃんねる」の書き込みからドラマや映画などにもなった「電車男」をもじって“選挙男”と呼ぶサイトも。だが、第三者によるインターネット上の書き込みも、公職選挙法違反に問われる可能性が高い。ブログの急速な普及は、選挙活動の在り方にあらためて一石を投じている。
新人候補は二十五日、炎天下のJR秋葉原駅前で支持を訴えた。立候補した選挙区は全く別だが「秋葉原電気街に多いブログ利用者らに訴えたい」と“越境”して遊説した。
気軽に意見を発信する場として、ここ数年、急速にブログ人気が高まっている。総務省によると今年三月末でブログ利用者は約三百三十五万人。二年後には二倍以上に増えるともされている。
この新人候補もブログなどでの議論を通して政治に関心を持ち、出馬を決めたという。新人候補の出馬はネット上で話題になり、陣営とは直接関係がないあちこちのブログなどでコメントが寄せられ“勝手連”的な応援の動きも登場。
だが、インターネットは公選法の「文書図画」に認められておらず、ホームページ(HP)などを使った選挙活動が禁じられている。
各陣営が告示とともにHPの更新を控えるのもそのため。新人候補陣営もネット上の活動を停止した。
だが、都選管では「候補者や支援者によるネット利用だけではなく、第三者によるコメントも公選法に抵触する恐れがある」と説明する。「個別の事案が違反かどうかは警察が判断することだが、公選法では、候補者と政党のみが、はがきやポスターなど限られた『文書』で選挙活動をできる。第三者には『文書』での選挙活動は認められていない」
慣れない選挙でいきなり公選法の壁にぶつかった“ブログ陣営”は、告示とともに得意の表現手段を封じたが、新人候補は「ブログ利用の禁止は、日常会話で選挙について話すことを禁じられるのと同じような印象を受ける。若者が政治に無関心といわれることと、大きな矛盾を感じる」と疑問を投げかけた。
2005年6月27日
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