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米紙ニューヨーク・タイムズ22日付は、靖国神社を「日本のために無罪判決を求める戦争神社」(見出し)と特徴付けた記事を、第4面の半ページを使って掲載しました。
この記事は、パリで発行され、世界各国で印刷されている国際的英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン23日付にも掲載されました。(しんぶん赤旗05/6/24)
【ニューヨーク・タイムズの要旨−孫引き】
靖国神社は、戦前の、中国や韓国などへの日本の侵略、さらには米国に対する攻撃を正当化するものであり、「靖国史観は、ほとんどのアジア人、アメリカ人が受け入れることができない」。
靖国神社は「軍国主義の過去を再評価しようとする動きの象徴的中心」であり、「日本と近隣諸国との関係悪化の核心」。
最近では、極右派だけでなく、主流派の政治家やニュース・メディアも、「靖国にまつられた14人の戦犯に罪はなく、したがって日本はそれほど悪くはなかったのだ」という主張を、よりおおっぴらに表明し、小泉首相の靖国参拝もその流れにある。
靖国神社が「米国は大恐慌から逃れるために、真珠湾攻撃を日本に強要した」と宣伝している。
神社内の戦争博物館で上映されるビデオは、米国による戦後の占領を「無慈悲」と描き出しているが、日本自身によるアジアの占領には触れていない。南京大虐殺についてもこの博物館では、中国人司令官を非難し、日本のおかげで「市内では市民が再び平和な生活を送れるようになった」と主張している。
日本の右翼暴力集団が、この神社を拠点として活動している。右翼車が列を組んで神社から街に動きだし、彼らの主張に反対する人々や団体に攻撃を向けている。この極右集団と靖国神社が、戦争の見方で全く同じ立場、つまりネオ・ナチ的立場に立っている。
日本のことを、外国の新聞で知るというのも情けないが、日本の各紙で触れていない部分があるのも事実。マスコミは恥を知れ!
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