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(回答先: 自民党は桃太郎論 投稿者 Mグループ 日時 2005 年 6 月 24 日 09:26:51)
戦後の日本の民主化で、アメリカが最も苦労したものの一つがこれ、金を票に替えるシス
テムの構築であった。金を票に替えるシステムの基本は、金で票を買えるシステムである。
直接の売買は。さすがに違法とせざるを得ないが、それでもとにかく「金で買える票」を
たくさん作るのが第一である。そのターゲットとなったのが、さまざまな面で好条件を備え
ていた農民であった。
日本の農民の大多数は、土地を持たない小作農であった。農民は土地を手に入れる、すな
わち自作農になるだけで保守化するということは、ヨーロッパの近代史で明らかになってい
たことである。少数の大地主を切り捨てることで農地解放を進め、全国の小作農を自作農に
転換することで、ただの田んぼを票田に変える。そして農村部に厚く議員定数を配分し、財
界やアメリカが提供する資金を活用した利益誘導で、自民党は農村部の票を確保する。
このシステムが、日本の戦後政治の原点となった。
桃太郎の元服
おじいさんおばあさんに大事に育てられた桃太郎は、この育ての親に陰に陽に助けられな
がらも、なんとか政権を維持できるようになってくる。それまでは、とにかく左翼の攻勢から
政権を守ることを第一にやってきたわけだが、・・・・・・いくつもの試練を乗り越えて逞
しく育った桃太郎は、そろそろ反撃を考えるようになる。
さて、出撃準備。
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