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都議選 きょう 告示
陣営 表玄関に看板設置、選管 入念にリハーサル
告示後に使う選挙事務所の看板をセットするスタッフら(八王子市内で)
都議会議員選挙はきょう24日に告示され、7月3日の投開票に向けて、舌戦が始まる。小泉旋風が吹き荒れた前回から一転して、際立った争点がないうえ、国政選挙の谷間に行われるため、低投票率が懸念される。各選管は本番を前にした23日、立候補の届け出受け付けリハーサルを行い、立候補予定者の各陣営もポスターの準備などに追われた。
八王子市中心街にある陣営の事務所では、スタッフが電話で支援者に出陣式への出席を呼びかけたり、幅約3メートルの選挙期間用看板を事務所表玄関に設置したりした。看板は告示まで都議選候補と明示できないため、覆いがかけられた。陣営幹部は「激しい選挙になるので、スタッフ共々改めて気を引き締めないと」と自らに言い聞かせるように語った。
一方、小平市の陣営事務所では、選挙期間中に支持や政策などを訴えることが出来る「公選はがき」のあて名書きに追われた。
都選管によると、候補者が選挙期間中、有権者に発送出来る郵送物は同はがきだけで、都議選の場合、1候補8000枚に限られる。同事務所では、スタッフ6〜7人が6月初旬から準備作業を続けてきた。
また、立川市にある陣営事務所では、法定ビラの折り込み作業や、「投票に行こう」などと書かれた手作りののぼりの作製の追い込みに入った。
街頭演説用標旗など五つ道具の点検を行う選管職員ら(八王子市役所で)
八王子市選管では、立候補者届け出会場となる市役所9階会議室で、選管職員らが受け付け作業のリハーサルを行った。
参加した15人の職員はまず、街頭演説用標旗や腕章など「五つ道具」と呼ばれる選挙運動表示物や届け出書類などを点検。スピーカーから流れる「午前8時30分」という設定の時報を合図に受け付け作業を開始した。
届け出人役の職員が会場に現れると、届け出順を決めるくじ引きなどの作業を繰り返し行った。
また、実名ではなく通称で届け出を行いたいという希望者がいたケースなどを想定して対処法を確認するなど、約1時間半かけて本番に備えた。
三宅村選管では、島外の避難先に住む村民向けの不在者投票の準備に追われている。
同村の有権者は23日現在、2777人。2月の避難解除後も、住宅事情などから帰島できず、島外で仮住まいを続ける有権者は約1000人に上る。いずれも不在者投票の対象となるため、村選管は今月15日、島内・島外の全有権者に不在者投票用紙の請求カードなどを発送。すでに65通が返送されてきた。
選挙人名簿登録者と突き合わせて、告示後に投票用紙を送付する必要があるため、専従の職員2人は「請求がどれだけあるかわからないが、事務量は膨大」と悲痛な表情。それでも、「今回は過渡期。船便などの都合上、遅くとも30日までに不在者投票を済ませてほしい」と呼びかけている。
(2005年6月24日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news001.htm
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