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(回答先: 【今なお生き続ける】「M資金」詐欺で2容疑者逮捕、被害額は約3億円? [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 11 月 10 日 17:57:29)
【M資金】
http://blog.yahoo.co.jp/synapse7007/8182626.html
M資金の「M」はGHQの経済科学局(ESS)長だったマッカート少将の頭文字といわれ、日本の戦後復興資金として極秘裏にプールされ、ごく選ばれた人にだけ超低金利で融資される、というもの。フツーの神経の持ち主なら、眉にツバを塗る話ですが、過去、富士製鉄、丸善石油、明電舎、日産自動車など多くの有名企業の経営者がひっかかっています。
また、マーカット少将は戦争中日本が国民から拠出させた宝石、貴金属類を保管し、一部行方不明になっている事実からM資金というナゾの隠匿物資の神話ができた。プラチナ、金だけでも900億円という話もある。
他にダグラス・マッカーサーのM、マルタ騎士団のM、1954年の日米相互防衛援助協定(MSA協定)のM、あるいはミラクルのMであるなどとされる場合もあるがいずれも誤り。
梨本さんのコラム
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田宮二郎は金銭的な苦境に目をつけたある人物に「40年間、自由に使える5000億円のカネを融資する。ただし、金利は4%」といういわゆるM資金話を持ち込まれ、それにポンと乗ってしまったようです。
その5000億円が手元にあると錯覚し、田宮はいろいろ事業をぶち上げるんですね。
ところが、当然というか、田宮自身はM資金にかかわっている自覚なんてないから、78年の夏頃、「田宮二郎がM資金にだまされているらしい」なんて特集を週刊誌が組むと、「M資金には絶対に触れてはいけません。ボクも興味があって調べたことがあるけど、あれは危険過ぎる。読者の人に、M資金に絶対近づいてはいけない、と警告しておいて下さい」みたいなことをしゃべってるんです。
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M資金詐欺
M資金にはGHQがらみのものの他に皇族関係の秘密財産、華僑マネー、アラブマネー、ユダヤ系財閥のユダヤマネー、G7(先進国7ヵ国蔵相・中央銀行総裁会議)や宗教結社「マルタの騎士団」を使ったM資金もある。
我々一般人がM資金の被害にあうということはほとんど考えられないが、日本を代表する企業がこのような被害にあっていることや大企業に一般人や社員には知られていない裏の世界があるということ知っていただくために書きました。
*第二次世界大戦終戦時の混乱期にGHQによって、大量の貴金属や宝石類を含む、旧日本軍の膨大な物資が押収された。
*ごく限られた日本政府の高官やアメリカ政府の関係者によって運営される秘密組織によって、その一部が管理されている。
*その巨額の資金(1950年代で800億円、現在では数十兆円ともされる)は、秘密組織が適切と判断した団体、もしくは個人に融資される。
*あなたは組織に選ばれ、この巨大な資金を非常な低金利で融資される資格を得た。
*ただし、この融資に際し、印紙代や手数料、準備金として資金の1%(数千万から数億円におよぶ)が必要である。
として、金をだまし取る手口が典型的なもの。
「大蔵省に数百兆円の秘密資金がある」、「戦後の産業育成のための秘密資金がある」、「日本銀行が特別に融資する」、「政党に献金した金が裏国債として還付される」果ては「米軍基地内に隠し財産としてプラチナのインゴットが積んである」などのバリエーションがある。
また商談の場として、豪華マンションや一流ホテルのスイートルームなどが準備され、交渉の途中で、残高数十億円という偽造の預金通帳や「国債還付金残高確認証」などという偽造公文書が登場するのも特徴。
敗戦時の混乱の中で旧日本軍などによって隠匿された資金を基に融資するといってだます詐欺事件は多く、M資金はその代表的なもの。
「特定の人しか知らない政府の裏資金がスイスの銀行にある。これを低金利で使える」とか「自分は元首相にコネがある。政党に献金した金が国債で返還してもらえる。元首相の口利きでこの金が安く借りられる」などと言って、数千億円にものぼる国債残高確認証を見せて信用させ、手数料名目の金を騙し取ったりする手口である。
M資金関係詐欺は手口もほぼ同じ。資金管理を任されているという人物が「巨額の隠し財産があるが」と融資話を持ち掛け、信用させたところで手付金や利子の先払い、印紙代などとして、数百万円から数億円をだまし取る。県内で出回っている話もほぼ同じだ
詐欺が明るみに出ると、「なぜこんなことにだまされたのか」と思うが、資金に困り、融資がのどから手が出るほど欲しい人にとっては、絶望の中に光明を見た思いだろう。それだけに悪質だ
このM資金は、昔から有名なだけに、騙される人は今はもう存在しないのかと思っていたが、そうではないようだ。この不況下で、あまりに巨額の証明書が存在(全くの偽造だが)するために、「話半分だが……」とついついのってしまう人もいるようである。
池貝を潰した稲川昭司社長 「M資金騒動」で信用を失った老舗メーカー
池貝は1889年創業の老舗。国産初の旋盤を製造したメーカーは「M資金騒動」で揺れていた工作機械メーカーの池貝(川崎市)が2月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、倒産した。負債総額は271億円。
M資金は、日本の戦後史の中でも極めて曖昧な話題の1つである。1970年代後半から1980年代、日本の詐欺師たちは、M資金の持つ怪しげな印象や、今も存在するとの見方を利用しては、富士製鉄、全日空、東急電鉄といった企業経営者を騙してきた。以下に紹介する論文の著者シュレイも、高野孟が『M資金:知られざる地下金融の世界』(日本経済新聞社刊)で紹介した人々と同様、M資金詐欺の虚説に騙された可能性もあることを指摘しておく。
高野孟の著書『M資金』によれば、M資金はいくつかの資金が組み合わされて生まれたものである。まず「四谷資金」は軍情報部および対敵諜報部隊のウィロビー少将によって闇市の活動から集められたもので、反共計画に使われた。2つ目の「キーナン資金」は、東京裁判の首席検察官ジョセフ・B・キーナンの名にちなんだ資金で、元は没収財産である。そしてマーカットが管理していたのがM資金で、工業用ダイヤモンド、プラチナ、金、銀など、旧日本軍が占領地から奪った物資をGHQが接収して売却した資金や、財閥解体後の株式の売却益、さらにはガリオアまたは「見返り資金」と呼ばれる、米国からの援助物資および石油などの認可輸入品の売却益(ドルに交換できない円)がそれに加えられた。占領が終わった時、この3つの資金がM資金に統合された。そして、1950年代末にニクソン副大統領から岸総理大臣に管理が移管されるまで、M資金は日米双方の管理下に置かれていた。シュレイの備忘録には占領後の資金の使い道、また伝えられるその後の経過について記されている。極めて巨額なM資金は日本経済の復興のための産業プロジェクトに使われ、またその後アジアの工作活動にも利用された。
参照サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/M%E8%B3%87%E9%87%91
http://www15.ocn.ne.jp/~eclipce/mmoney.html
http://gendai.net/contents.asp?c=031&id=575
http://www.ryukyushimpo.co.jp/kinkou/kin24/k030928.html
http://www.takahara.gr.jp/houteki/damashi_04.html
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/core/memodata/200/m252.htm