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□連続通り魔事件 女性2人死傷、女に無期懲役求刑 名古屋 [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1480104/detail?rd
[連続通り魔事件]女性2人死傷、女に無期懲役求刑 名古屋
名古屋市北区と千種区で03年3月〜4月、女性2人が包丁で刺され、1人が死亡、1人が重傷を負った連続通り魔事件で、殺人と強盗殺人未遂などの罪に問われた同市守山区、無職、伊田和世被告(41)の論告求刑公判が8日、名古屋地裁であった。検察側は「いらいらの解消のため、面識のない女性をちゅうちょせずに刺しており、矯正は不可能」として、無期懲役を求刑した。来月、弁護側の最終弁論で結審し、判決は来年に言い渡される見通し。
論告で検察側は、刺殺された看護師(当時22歳)に対する殺意を伊田被告が否認している点について、(1)刃渡り約21センチの包丁で腹部を刺した(2)捜査段階で「相手が死んでも構わない」と供述した――点などから殺意は明白と指摘。責任能力についても「事件後、包丁の血痕を洗剤で洗い流すなど合理的な行動をとっている」などとし、問題はないと主張した。
さらに「看護師を刺した際、『刺した心地がしない』との理由でもう一度刺そうと思うなど動機に酌量の余地はない」と強調。「『か弱いお年寄りや子供ではなく、将来のある若い女性を狙った』と供述するなど、欲望のおもむくままに行動しており、再犯の恐れもある」などとし、無期懲役を求刑した。
起訴状によると、伊田被告は03年3月30日夜、北区の路上で、帰宅途中の看護師の腹部を包丁で刺して殺害、一緒にいた友人の女性から現金約7000円を奪った。さらに4月1日昼、千種区の路上で、店員(当時22歳)の腹部を包丁で刺し、現金約4万1000円などが入ったバッグを奪った。【月足寛樹、岡崎大輔】
2005年11月08日18時32分