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(回答先: NHK記者を逮捕 大津の連続放火事件 [共同通信] 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 05 日 18:37:52)
□放火NHK記者「上司との関係で悩み」 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1478853/detail?rd
放火NHK記者「上司との関係で悩み」 「邪魔だから警察回るな」と言われた
大阪府岸和田市での放火未遂事件で逮捕されたNHK大津放送局記者・笠松裕史容疑者(24)の警察の事情聴取に対する供述内容のほとんどが、職場や上司への不満で埋め尽くされていることが7日、分かった。同容疑者は「上司との関係で悩んでいる」などと供述。周囲にも「『邪魔だから(記者として)警察を回るな』と言われた」と漏らしていた。また、同容疑者はこの日、大津市での連続11件の放火事件についても「すべて自分がやった」と自供した。
「自分は病気です」―。大津市で連続放火事件が発生した直後の5月、滋賀県大津署での事情聴取に応じた笠松容疑者はこう切り出したという。
約8時間にわたった聴取時に「(自分が)行く先で火事があった」などと事件への関係を否定した同容疑者は、その代わりに「上司との関係で悩んでいる」とまくしたてたという。しかも睡眠不足のためか、聴取の途中で眠ってしまうことも。時に激しく動揺する様子もみせていた。
また、周囲にも「上司から取材対象を制限された」と職場での不平不満をぶちまけていた。同容疑者は昨年5月から警察・司法担当記者として活動。滋賀県警記者クラブを拠点に所轄署を“サツ回り”したり、事件、事故や裁判などを取材していた。関係者によると、配属当初は上司、先輩からの厳しい指導にも耐えていたが、今春、様子が一変したという。
他社の記者などに「上司から『邪魔だから警察を回るな』と言われた」と落ち込む様子を見せたり、「書きたい原稿が書けず、不本意な取材が多い」と不満を漏らしていたという。上司らに受けた“仕打ち”や不満などを涙を流して訴えることもあったという。
また、今年3月ごろには記者クラブでも突如、大声を上げたり、机やいすを蹴るようになったという。本人のいないところで上司の名前を呼び捨てにし、「理不尽だ」「納得できない」などとつぶやくようになった。心療内科にも通院。クラブ内のソファで病院で処方された薬を飲んで眠ることや、すすり泣く時もあったという。
同時期に飲酒量も増えたという。自宅近くの飲食店で飲み歩き、5月15日の犯行直前にも酒を飲んでいたことが発覚している。一連の放火は4月下旬から5月中旬の土、日曜日に発生し、いずれも軒下の古新聞やベランダの洗濯物が狙われたが、犯行現場の周辺ではたびたびアルコール臭をさせた笠松容疑者の姿が目撃されていた。
この日までの調べに、「4月からの事件はすべて自分」「ライターで火をつけた」と供述している笠松容疑者。滋賀県警捜査本部などでは、仕事への意欲喪失が犯行の背景にあった可能性もあるとみて、NHK関係者や親交のあった記者らから事情を聞く方針だ。
◆秋山局長釈明「調査に限界」
笠松容疑者逮捕を受け、同放送局の秋山秀樹局長は7日、午後6時10分からの県域番組「おうみ発610」に出演、冒頭で「大津市の被害者、周辺の住民の方に不安を与えたことをおわびする」とあらためて謝罪した。秋山局長はNHKの局内調査が甘かったとの批判に対し「(笠松容疑者の)病気治療を優先し調査には限界があった」と釈明。「なぜ放送記者が事件を起こしたか、もう一度見つめ直したい」と述べた。秋山局長らは同日、大津市内の放火事件の被害者宅を訪問、経緯を説明し謝罪して回った。
◆HPに書き込み「トマホーク級」
笠松容疑者はインターネット上でホームページ(HP)を公開し、友人のHPにも「笠松の●●●はトマホーク級」などと書き込むなど一風変わった横顔も見せていた。
自らを「ロマンチックなアーティスト」と称し、そして性格を「打たれ強い」としながらも、「でも気にしだすと止まらない」と自己分析していた。また「標準装備」として体の一部と思わせる部分を「トマホーク」と紹介。「あまりフェロモンを出さないでください。すぐにやりたがります」「決して2人きりで飲むのはやめてください」と女性に対して警告もしていた。
中には犯行を連想させる危ない書き込みもあった。「一度に焼酎1本を飲まさないで下さい。暴れ出します」とコメント。さらに「使用上の注意」の欄には「夜の笠松は危険度5です。すぐに電話を!」などと書かれていた。
2005年11月08日08時15分