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□奈良女児誘拐、小林被告が手記「後悔している」 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000105-yom-soci
奈良女児誘拐、小林被告が手記「後悔している」
奈良市の女児誘拐殺人事件で、殺人罪などに問われた毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(36)(公判中)が手記をまとめていたことが5日、わかった。
情状鑑定に弁護側が提出した資料で、拘置中の奈良少年刑務所内で8月中旬までに書いた。
便せん13枚のうち、事件に触れたのは「後悔」と題した最後の2枚。女児殺害について、「(なぜ、殺したのか?を)一人考えるけど、考えれば考える程、あの日自分でした事が、正直分からない」と記している。
7月の公判で「現在はどう詫(わ)びていいかわからない」と初めて謝罪の言葉を口にしたが、手記は「『詫びている』という気持ちは、本人である俺(おれ)自身でしか分からない事だから、あまり『詫びている』とか『悪い事をした』とか『反省している』なんて言いたくはない」と心境を述べ、「ただ後悔を本当にしている事だけでいいから信じて欲しい」と結んでいる。
小田晋・帝塚山学院大教授(犯罪精神医学)は「事件の核心部分となる小児性愛は告白しておらず、肝心な部分には触れたくないという自己防衛が働いている。被害者への同情心にも欠けており、犯行を後悔するという深刻な自責の念は読みとれない」と分析する。
(読売新聞) - 11月5日15時49分更新