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(回答先: コンテナ船長ら3人逮捕 イスラエル警察 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2005 年 10 月 24 日 12:18:06)
北海道根室沖の漁船第3新生丸転覆事故で、イスラエルの大型コンテナ船の操舵(そうだ)室にいた2等航海士が第3新生丸とは別の船に気を取られ、他船の接近を知らせる警報システムの操作を誤ったため漁船と衝突した可能性があることが24日、分かった。
事故の内部調査を進めているコンテナ船を所有する海運会社「ZIM」幹部が明らかにした。
イスラエル警察当局はシステムの記録の分析を進めるとともに、逮捕した2等航海士らを追及し、刑事責任を問えるかどうかを判断する方針。
同幹部によると、コンテナ船は他船が0・5カイリ(926メートル)以内に接近したことを知らせる警報システムを装備。警報音を認識した際には操舵責任者がレーダー上で確認しシステムに識別させる操作を行うが、進行方向が変わり、衝突コースから外れた場合は自動解除されるため再び手動でその船を識別させなければならない。これを怠ると、再び衝突の危険が迫っても警報音は鳴らないという。
第3新生丸との衝突当時、コンテナ船の周辺には10隻以上の船が航行。幹部は「ほかの船に気を取られて、新生丸への手動作業を忘れた可能性が高い」とみており「人為的なミスだろう」としている。
今月6日に北海道庁で会見したZIMのドロン・ゴダー社長らも、警報システムの警報音が「何度も鳴っていた」と明言。社内調査では、2等航海士が衝突前に漁船に気付いていたことが明らかになっている。(共同)
(10/25 00:06)
http://www.sankei.co.jp/news/051025/sha001.htm