★阿修羅♪ > 日本の事件17 > 649.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2005年10月24日16時57分
愛知県大府市のマンションで8月、長男(当時1)を刺殺し、長女(4)に重傷を負わせたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われている会社員の父親(36)の初公判が24日、名古屋地裁であり、会社員は起訴事実を認めた。検察側は冒頭陳述で、「振り込め詐欺」の被害に遭った会社員が預貯金を使い果たし、妻子を道連れに死のうとしたことを明らかにした。
冒頭陳述によると、事件前の8月中旬、会社員の勤務先に業者から電話があり、携帯電話のアダルトサイトの利用料を要求された。その後も再三請求があり、会社員は業者が指定する口座に5日間で計約300万円を振り込んだ。
しかし、さらに業者から「手切れ金100万円を払わないと、一生請求するぞ」などと脅されたため、会社員は「アダルトサイトに多額の金を払ったことが周囲に知られると恥をかく」などと考え、心中を決意した。会社員が金を振り込んだ口座は、別の詐欺事件でも振込先として使われていたという。
一方、弁護側は、会社員が犯行当時、心神耗弱だった疑いがあるとして、精神鑑定を請求する意向を示した。
http://www.asahi.com/national/update/1024/NGY200510240006.html