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(回答先: マブチ事件、現場に金の延べ棒残る・容疑者が物色中断か [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 24 日 03:42:50)
2005年10月23日21時13分
千葉県松戸市のマブチモーター会長宅強盗殺人・放火事件で、守田克実容疑者(55)=強盗殺人容疑などで逮捕=が、02年8月5日に同会長宅を襲ったことについて、小田島鉄男容疑者(62)=同=の「旅券取得のめどがたったから」などと供述していることが22日、分かった。小田島容疑者は翌8月6日、第三者名義の旅券を不正取得し、2人で半月後にフィリピンに渡航している。県警は、その出国前に、会長宅で盗んだ貴金属を処分した疑いがあるとみて調べている。
旅券の不正取得については、県警が今回の逮捕前に捜査した。小田島容疑者が02年7月26日に群馬県パスポートセンター(前橋市)で、本籍・北海道の男性(59)名義で申請し、8月6日に同センターで受領。守田容疑者は、同男性名義で虚偽の住民登録をするなどして旅券の不正取得を手伝ったとされる。
2人がマブチ事件から半月後、不正取得した旅券を使い、知人女性のいるフィリピンに出国したことは、県警の捜査で判明。2人は04年12月から05年1月にかけてもセブ島やマニラに行くなど、たびたび出入国を繰り返したという。
一方、2人と同時期に同じ刑務所に服役していた男性によると、小田島容疑者は服役中、フィリピンなど東南アジア方面の旅行ガイド本を購読していた。守田容疑者らと出所後の強盗計画を練る際、「出たらすぐやる」「事件を起こしたらすぐに海外に行く」などと話していたという。
県警は、繰り返された2人の海外旅行費用にも注目。東京都内で処分されたとされるマブチ会長宅の被害品との関連を調べている。守田容疑者は、宝石などの処分については、関与を否定しているという。
県警は22日、守田容疑者を千葉地検に送検し、小田島容疑者は23日に送検した。
http://www.asahi.com/national/update/1023/TKY200510220296.html