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2005年10月18日23時16分
殺人や強盗致死などの罪に問われ、一、二審で死刑判決を受けた元暴力団幹部後藤良次被告(47)=最高裁に上告中=が、茨城県内の別の殺人事件3件に関与したとする上申書を県警に提出した問題で、被告弁護人が18日、東京都内で会見、上申書の内容を明らかにした。上申書で被告は、3件とも茨城県内の会社社長と共謀したと説明している。上申書の提出について弁護人は「事件が闇に葬られることに対する苦悩と、共犯者が捕まっていないことに納得がいかない、被告本人の強い意思」と話した。
会見したのは、いずれも国選弁護人の大熊裕起氏と坂根真也氏。上申書の信頼性について両氏は「内容がかなり具体的で細かい。架空だとは思えない」などと話した。
後藤被告は上申書で、99年11月中旬、60歳ぐらいの男性をネクタイで絞殺し、石岡市内の焼却場で焼いたとしている。
同月下旬にも、水戸市内で拉致した男性を北茨城市内に埋め、殺害したと明かし、会社社長が被害男性の印鑑などを使い、男性の土地を不正に転売したとした。
さらに、00年8月に笠間市内で男性の変死体が見つかった事件については「計画的な保険金殺人」だったと指摘。男性にアルコール度数の高い酒を無理やり飲ませ、殺害したとしている。県警は当時、病死として処理していた。
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200510180416.html