★阿修羅♪ > 日本の事件17 > 601.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 朝鮮総連系団体など家宅捜索、薬事法違反容疑で警視庁 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 14 日 15:28:52)
〈総聯に対する政治弾圧−強制捜索〉 朝鮮出版会館襲撃 暴力的に封鎖、総聯に対する政治的弾圧の一環 [朝鮮新報]
日本の警察当局は14日、科協に対する強制捜索を口実に朝鮮出版会館を封鎖し、約5時間にわたって会館内の業務を中断させる行為を敢行した。警察当局は弁護士の再三にわたる立会い要求を完全に無視したばかりか、病人や妊婦をも入れなくした。
弁護士の立ち会い拒否
警察当局は13階建ての出版会館建物のわずか一部屋を捜索するのに100人以上の警察官を動員した。
警察当局は「捜索理由を明らかにせよ」「わざと騒動を起さないでほしい」という出版会館側の断固とした抗議を無視し機動隊を発動させた。不純な政治的目的をもって敢行しようとする捜索に対し、会館を守ろうとする職員らを捕まえ、首を締め引きずり倒し、暴力的に押しかけ、入口を封鎖した。
機動隊は電動のこぎりや斧、棍棒、警棒で武装し、職員らを威嚇した。会館内のある女性事務員は、斧で殴られそうになった。手足に傷を負った職員も多い。若い男性職員らは、服を引き裂かれ、めがねや所持品を破損させられた。
また、機動隊は会館入口にバリケードを張り、2重、3重にならんで封鎖し、会館前の歩道も通れなくした。さらに、約20台の車両で会館を囲み、物々しい雰囲気を煽り立てた。
そればかりか、長時間が過ぎたので女性が手洗いに行けるように責任者に取り次いでほしいと再三要求したが、報告しに行った警官は5分後に来るといい残して2度と戻ってこなかった。
43点押収
捜査官らは、午前10時13分から午後1時22分まで、科協の黄附^会長一人だけを立ち会いさせ、科協事務所内を捜索し、被疑事実と何の関連もないコンピュータ、会議録、ネームプレートなど43点もの各種資料を押収した。
会長が捜査官に対し「関係のない物は持っていくな」と指摘すると、ある捜査官は関係の有無は自分たちが判断すると言いながら手当たり次第、押収しようとした。
朝・日友好に水差す
被疑事実と何の関係もない総聯の傘下団体に対する強制捜索は、総聯のイメージを曇らせ、総聯と在日同胞を離間させようという明らかな政治的弾圧であり、朝・日友好親善に水を差そうとする陰謀である。
この日、警察官と公安関係者らは早朝から会館周辺を巡回しており、テレビ局を含む記者たちも9時前から会館入口に待機していた。大々的な演出で周辺住民ら日本市民の総聯に対するイメージを悪くさせようという意図が明々白々だ。
看過できないのは、公安部と一部極右新聞が結託して、拉致問題と総聯を関連させようとしていることだ。
日本のメディアは「総聯の不正が明らかになるだろう」「病院関連施設に日本市民が監禁されていた」としながら何ら関係のない総聯を誹謗中傷している。
日本警察当局の不当千万な会館襲撃に各地同胞、活動家らは怒りの声を上げている。
[朝鮮新報 2005.10.15]
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/Default.htm
〈日本警察当局 科協事務所を強制捜索〉 朝鮮出版会館の出入り封鎖し業務妨害 [朝鮮新報]
警視庁公安部は14日、在日朝鮮人の経営する会社関係者に対する「薬事法違反」を口実に、朝鮮出版会館(東京都文京区)内にある在日本朝鮮人科学技術協会(科協)事務所、財団法人「金萬有科学振興会」(東京都足立区)など計11カ所を強制捜索した。また、「エムジー製薬」の玄丞培・代表取締役ら2人を逮捕した。同日、総聯中央の南昇祐副議長と黄附^・科協会長がそれぞれ談話を発表した。
[朝鮮新報 2005.10.15]
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/Default.htm
総聯中央・南昇祐副議長の談話 対話機運高まりに逆行 [朝鮮新報]
警視庁公安部は14日午前9時ごろ、在日朝鮮人の経営する会社関係者に対する「薬事法違反」を口実に、朝鮮出版会館(文京区白山4−33−14)を百数十名の機動隊により封鎖し、会館内にある在日本朝鮮人科学技術協会(科協)事務所を強制捜索した。
科協は科学者、技術者、生産業者が任意に集う在日朝鮮科学技術団体であり医薬品などの製造、販売などは一切おこなっていない。警視庁公安部が主張する被疑事実なるものは、同協会とはまったく無関係である。
にもかかわらず、被疑者が科協の会員であるということで、科協と無理やり結びつけ、事前の問い合わせもなしに、物々しい捜査体制をしいて強制捜索することは、常軌を逸した過剰な不当捜査といわざるを得ない。
とくに弁護士の再三に渡る立会い要求をも拒否した。
しかも、朝鮮新報社、朝鮮通信社などの出版機関をはじめ、数多くの団体が事務所をかまえる朝鮮出版会館の勤務者の出入りを封鎖し5時間にわたりすべての業務を強制的に中断させた違法行為は許しがたい暴挙である。
さらに、警視庁公安部が強制捜索に関する情報を事前にマスコミに流したことは、朝鮮総聯とその傘下団体のイメージを著しく傷つけようとする卑劣な政治的意図を自ら暴露するものである。
一部の報道機関が今回の「薬事法違反」を「拉致問題」と結びつけ、反共和国、反総聯へと世論をミスリードしていることを決して容認することはできない。
警視庁公安部による不当な強制捜索は、第4回6者会談で発表された共同声明と朝・日間の対話機運の高まりに逆行する行為であり、朝鮮総聯に対する政治的弾圧の一環と言わざるをえない。
朝鮮総聯は、警視庁公安部がおこなった過剰な不当捜査を断固糾弾し強く抗議するものである。
[朝鮮新報 2005.10.15]
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/Default.htm
在日本朝鮮人科学技術協会 黄附^会長談話 マスコミリークに政治的意図 [朝鮮新報]
警視庁公安部は14日、在日本朝鮮人科学技術協会に対し、当協会会員2名への「薬事法違反容疑」名目で、百余名の機動隊員を大々的に動員した不当な強制捜索をおこなった。
警視庁公安部は「はじめに強制捜査ありき」という姿勢で、われわれが弁護士の立会いのもと捜索を行うことを強く要求したにもかかわらず、それを拒否し、約5時間に及ぶ捜索を強引に行い、被疑事実とは全く関係のない43点もの資料を押収するという暴挙を行った。
わが在日本朝鮮人科学技術協会は周知のように、在日同胞の科学者、技術者、生産業者らが集い、会員間の交流と親睦を図り、科学技術活動を行う学術団体である。
当協会は、警視庁公安部が「薬事法違反容疑」があるという某製薬会社とは全く関係ない。
にもかかわらず、被疑者である会員個人に対する「薬事法違反」という「容疑」で、当協会事務所を強制捜索したことは、不当極まりない過剰捜査であり、政治的弾圧である。
しかも強制捜索を事前にマスコミにリークし、あたかも当協会が「薬事法違反」に関与したかのような報道を行うよう仕向けたことには何かしらの政治的意図があると言わざるを得ない。
在日本朝鮮人科学技術協会は、当協会の名誉と権威を著しく侵害し、協会の活動に多大なる損害をもたらしたこのたびの極めて過剰な捜査に対し強い憤りを禁じえない。
われわれは、警視庁公安部による不当な強制捜査に対し抗議するとともに、当局が捜査の違法性を認め、謝罪することを強く求めるものである。
[朝鮮新報 2005.10.15]
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/Default.htm