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団体規制法に基づいてオウム真理教(アーレフに改称)への観察処分を実施している公安調査庁は年内にも、3年間の処分更新を公安審査委員会に請求する方針を固めた模様だ。現在の処分は来年1月末で期限が切れるが、公安庁は「教団は無差別大量殺人行為に及ぶ危険性があり、引き続き監視する必要がある」と判断したとみられる。
教団に対しては、00年2月から観察処分が適用され、03年に更新された。立ち入り検査などで公安庁は(1)教団は依然として松本智津夫(麻原彰晃)被告(50)=1審死刑、控訴中=の影響下にある(2)殺人を勧める危険な綱領を保持している−−などと結論付けたという。公安審は、公安庁と教団双方の意見を聞いたうえで、年明けにも処分を更新するかどうか結論を出すとみられる。【森本英彦】
毎日新聞 2005年10月15日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051015k0000m040134000c.html