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2005年10月07日13時14分
7日午前4時半ごろ、東京都江東区新木場1丁目の首都高速湾岸線新木場出口付近で、路側帯に止まっていた取り締まり中の覆面パトカーと乗用車に、後ろから来た大型トラックが突っ込んだ。現場にいた警視庁高速隊の中村泉巡査長(40)と岡田好男巡査長(33)、乗用車の国立市東4丁目、黒沢安男さん(25)の計3人が病院に運ばれたが、中村巡査長と黒沢さんは間もなく死亡。岡田巡査長は全身を強く打って重傷という。
同庁は、大型トラックを運転していたさいたま市桜区町谷3丁目、運送会社員矢嶋正幸容疑者(28)を業務上過失致傷容疑などで現行犯逮捕して、事故の原因などを調べている。
調べによると、中村巡査長らは現場付近で黒沢さんを道交法違反(速度超過)容疑で取り締まり、パトカー内に移して違反処理をしたという。処理を終え、中村、岡田両巡査長と黒沢さんの3人が車から出たところ、矢嶋容疑者の大型トラックがパトカーに突っ込んだとみられる。
黒沢さんと岡田巡査長は約8メートル下の草地にはねとばされ、中村巡査長も高速道路上で倒れていた。3人は病院に運ばれたが、中村巡査長と黒沢さんは間もなく死亡が確認されたという。
現場は新木場出口から約300メートル手前付近の片側4車線で、事故当時は幅1・5メートルの路側帯に黒沢さんの車とパトカーが連なるように停車していた。パトカーは取り締まり中を示す赤色灯をつけ、後方には発煙筒をたいていたという。
同庁交通部は「違反取り締まり中に一般の方が事故に巻き込まれ、遺憾に思う。再発防止対策を検討したい」としている。
http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200510070075.html