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仙台市の北陵クリニック(廃院)で筋弛緩(しかん)剤を患者の点滴などに混入したとして、1件の殺人と4件の殺人未遂の罪に問われ、1審・仙台地裁で無期懲役判決を受けた元同クリニック勤務の准看護師守(もり)大助被告(34)の控訴審第4回公判が5日、仙台高裁(田中亮一裁判長)で開かれ、結審した。
判決は3月22日午前10時から開かれる予定。
田中裁判長はこの日、弁護側が請求していた筋弛緩剤成分の質量分析などを求める鑑定などをいずれも却下し、事実取り調べを終了。弁護団は、裁判官3人の忌避を申し立てたが、田中裁判長は「裁判を遅延する目的だ」として、これを却下した。
弁護団は閉廷後に会見し、「証拠調べが足りない状態での判決は受け入れられない」と主張。忌避申し立ての却下に対し、今週中にも即時抗告する方針を示した。
公判では、守被告が立ち上がり、「私は無実なんですよ。科学的に調べてください」と異議を申し立てる場面もあった。
(2005年10月5日13時22分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051005i406.htm