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(回答先: 「何があったか私も知りたい」 イスラエルの海運会社社長 【北海道新聞】(時折横を向いて小声で打ち合わせ、言葉を選んで慎) 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 05 日 01:57:54)
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051005&j=0022&k=200510053529
救難信号届かず 発信機沈み電波弱まる 根室漁船転覆 2005/10/05 00:54
【根室】根室のサンマ漁船「第3新生丸」転覆事故で、非常用救難信号を出す発信機が正常に作動していたにもかかわらず、転覆後に船体に引っかかって電波が海中で弱まり、海上保安庁が同船の非常用電波を受信できなかったことが四日、わかった。
装置は衛星非常用位置指示無線標識(EPIRB)と呼ばれ、直径十八センチ、高さ八十センチ。沈没などで水深四メートルの水圧がかかると、自動的に装着台から外れて海上に浮上。人工衛星を通じて電波を海上保安庁に送り、位置を知らせる。
第一管区海上保安本部(小樽)や根室海保によると、新生丸を根室・花咲港にえい航後に調べたところ、EPIRBは装着台から外れていたが、船体甲板側の海中に引っかかっていた。
一管本部などは「装置は正常に作動したが、海中に残されたため、電波が微弱で衛星に届かなかった」とみている。
根室市内でEPIRBを取り扱っている業者は「船は水深四メートルまで沈まなかったので、それより浅くては装置は自動では外れなかったはず。事故の状況から見て転覆時は手で外す時間もなかっただろうが、衝撃で外れたのでは」と分析。運よく外れたとみられる装置が結局、役目を果たせなかったことを惜しんでいる。
また根室海保は四日、根室・花咲港で第3新生丸の船体の実況見分を終えた。この日は船舶位置追跡システム(VMS)の装置などを回収した。
同海保にはすでに衝突した「ジム・アジア」の衛星利用測位システム(GPS)の記録なども届いており、実況見分で回収した新生丸の航海機器類や船体の損傷状況などを含め、事故原因を調べる。
また函館地方海難審判理事所の担当理事官ら三人が根室で調査を開始し、新生丸が所属する落石漁協などで関係者から事情を聴いた。