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船首の白塗料はく離、コンテナ船と照合 海保見分 根室漁船転覆 【北海道新聞】
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/492.html
投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 03 日 01:32:15: 4kC3WMVanvmFc
 

(回答先: イスラエルが係官を派遣 寄港予定の香港へ 【北海道新聞】 「北海道という地名すら知らない」と大型船の船長語る 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 03 日 01:29:40)

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051003&j=0022&k=200510033003

船首の白塗料はく離、コンテナ船と照合 海保見分 根室漁船転覆  2005/10/03 00:05

 【根室】根室海保は二日、根室市花咲港で、納沙布岬沖で転覆したサンマ棒受け網漁船「第3新生丸」の船体見分を始め、新たに右舷船首近くの船べりが長さ約一メートル、高さ七十−八十センチほど欠損し、白色の塗料がはがれていることを確認した。新生丸との衝突が疑われているイスラエル船籍の大型コンテナ船にも白い傷跡がついており、同船との衝突の可能性はさらに高まった。

 船体見分では、根室海保職員が船体にみられる衝突痕の位置や大きさを調べ、写真撮影した。船首付近の衝突痕の塗料片も採取した。

 船体は船首部分が破損しているほか、操舵(そうだ)室のパネルやその上部のレーダー機器が左舷側に傾いていた。船体が航行中に傷がつくのを防ぐために側壁に設置された、棒状の「防舷材」も右舷側後部で折れ、飛び出していた。転覆後に海上で発見された、喫水線より船底側の右舷側下部の傷は、長さ三、四メートルに及び、赤色の塗料が最大で幅三十センチほどもはがれていた。

 根室海保は、同日の船体見分に基づく見解を示していないが、現場を見た船舶に詳しい根室市内の関係者は「明らかに新生丸と違う、(イスラエルのコンテナ船と同系色の)黒っぽい塗料片も確認できる」と指摘している。

 一方、イスラエル船籍のコンテナ船の塗料片が同日、海上保安試験研究センター(東京)に届き、分析が始まった。新生丸の塗料片と色や成分などが一致するかどうかは、一両日中にも判明する。

 また、この日の船体見分では、船内から衣類が入ったバッグ、運動靴、眼鏡、携帯電話など、乗組員のものとみられる遺留品も多数回収された。

 船体見分の現場には、死亡した乗組員の友人、知人らが相次いで訪れた。甲板員得能久志さん(43)の友人で漁業仲間の大高晋さん(38)=根室市=は「事故原因がわかっても、故人が戻るわけではない。悔しい」と話し、新生丸の近くにそっと花束をたむけた。

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