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(回答先: 「タンカー見た」 情報飛び交う 地元漁業者ら 根室 【北海道新聞29日】写真あり 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 10 月 02 日 09:45:51)
<写真:転覆した第3新生丸から救出され、病院搬送のため救急車内に運ばれる甲板員の藤里要さん=28日午後1時5分、根室市防災ヘリポート>
北海道新聞(バックナンバー)
http://www.hokkaido-np.co.jp/
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20050929&j=0022&k=200509292023
闇の中、船体たたき6時間 救出の藤里さん 【写真】 2005/09/29 08:11
「強い衝撃を感じた直後、一気に転覆した。わずか二、三分の出来事だった」−。第3新生丸から救助された甲板員藤里要さん(53)は二十八日、搬送先の市立根室病院で、面会した落石漁協職員に事故当時の様子をこう語った。
職員から報告を受けた同漁協の浄土昭雄参事によると、乗組員八人のうち藤里さんら六人は二十七日午後十一時ごろから、後部船室で就寝していたという。
また藤里さんは、転覆した時刻は「わからない」としながらも「衝撃で目が覚めたと思ったら、船がひっくり返った。真っ暗で何も見えず、『大丈夫か』と声をかけたが周囲に反応はなかった。肩まで海水につかったが、流れてきたライフジャケットをつかんで、身につけた」と事故を振り返った。
藤里さんがいた正確な位置は不明だが、船室内で呼吸ができる場所にとどまっていたとみられる。六時間以上救出を待ち続けていたことになり、「木のようなもので断続的に船体をたたき続けた。外から同じような音が聞こえた時に『助かるかもしれない』と初めて思った」という。
市立根室病院によると、藤里さんは一般病棟に入院し、点滴や酸素吸入の治療を受けているが、会話もできる状態で、夕食も食べたという。心配された「低体温症」ではなく、早ければ週内にも退院できる見込み。