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2005年09月26日12時56分
26日午前2時40分ごろ、和歌山市森小手穂の阪和自動車道下り線で、兵庫県尼崎市の無職男性(22)運転の乗用車が前の銀色の車を追い越そうとして突然、運転席から発砲された。約15分後、南に約30キロ離れた和歌山県日高川町中津川の阪和道に接続する湯浅御坊道路下り線でも、同県御坊市のバス運転手の男性(35)運転のワゴン車が、後ろから来た銀色の車から発砲された。いずれも、運転していた男性や同乗の家族らにけがはなかった。県警は無差別に狙った連続発砲事件とみて逃走した銀色の車の行方を追っている。
県警によると、発砲したのはセダン型の車で、黒っぽい帽子をかぶった男が運転していた。同乗者がいたかどうかは不明という。
最初の弾は乗用車の後部座席の左側面ガラスに当たり、直径約5ミリの穴が開いた。2台目のワゴン車は、弾が後部ガラスに当たり、ガラスが割れた。2台の車内や現場付近から、弾はまだ見つかっていない。県警は、小型拳銃か空気銃が使われたとみて調べている。
和歌山市の現場は片側2車線。発砲される直前、銀色の車と男性の車が2、3度追い越しを繰り返していた。男性が追い越そうとして、車線の中央部で並んだ際、銀色の車の運転手が突然、窓を開けて発砲したという。
日高川町の現場は片側1車線。バス運転手のワゴン車が川辺第一トンネルを走行中、後続の銀色の車が猛スピードで近づき、クラクションを鳴らした。直後、ワゴン車の後部ガラスが割れたという。ワゴン車はそのまま数百メートル走行して停車し、銀色の車はそのまま逃走した。
県警によると、尼崎市の男性は助手席の妻(21)とドライブ中。バス運転手は助手席に妻(35)、後部座席に中学2年と小学6年のめい2人を乗せて25日に閉幕した愛知万博(愛・地球博)から帰宅する途中だったという。
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200509260088.html