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(回答先: 車から中学生に白い粉 ４７人けが、消火剤か（共同通信） 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 9 月 07 日 11:18:02)
登校の列に白い粉噴射、中学生６６人手当て
７日午前８時５分ごろ、神奈川県藤沢市高倉、同市立高倉中学校（番場恂子校長、生徒３９９人）近くの路上で、乗用車に乗った２人組が、通学路を歩いていた登校中の生徒たちに向け、追い抜きざまに白い粉を噴射した。
藤沢市によると、粉をかけられた生徒は、目やのどの痛みや吐き気を訴え、６６人が同市内の病院などに運ばれた。吐き気が強く、点滴を受けている生徒もいるが、いずれも快方に向かっている。藤沢北署などは、傷害事件として逃げた２人組の行方を追うとともに、白い粉の成分の分析を進めている。
同署によると、２人組が白い粉をかけ始めたのは、同校から約４００メートル離れた幼稚園の前の通学路から。乗用車の助手席側の窓からホースのようなものを出し、生徒の背後から約２００メートルにわたって数回、消火剤のような白い粉を噴射した。車は青いワゴンタイプの軽乗用車で、運転席と助手席に２人が乗っていた。運転席の人物はマスクをしていたという目撃情報もあるという。
同校では午前８時過ぎに生徒からの通報を受け、同市教委に連絡。保護者全員に電話で連絡をとった。生徒たちを校内に待機させ、集団下校させた。
現場は、ブドウ園、水田などが広がる田園地帯。
同校によると、今月２日と６日の登校時間帯に、同校近くの通学路で、急発進やバックを繰り返す不審な車を生徒が目撃したため、教諭らが付近をパトロールするなどして警戒を強めていたという。
同校の正門前には、混乱を防ぐため非常線が張られて出入り制限され、騒ぎを聞いて駆け付けてきた父母らが心配そうに中の様子をのぞき込んでいた。
２年生男子の母親（５８）は「消防車がたくさん来たので何があったのかと思って来た。学校に電話しても通じないし、子どもが心配です」とハンカチで涙をぬぐった。自営業の男性（６１）は「消防団の知り合いが『お宅の息子が病院に運ばれたらしい』と教えてくれたが、どの病院かも分からない」といらだった様子だった。
◇
生徒３２人が搬送された藤沢市民病院では、城戸泰洋院長らが記者会見した。
城戸院長らによると、生徒らは「目がぴりぴりする」「吐き気がする」などの症状を訴え、このうち吐き気がある７人は、経過観察のため点滴などの治療を受けている。また、目や耳の洗浄、うがいなどの処置をしたという。
城戸院長は「どの生徒も快方に向かっていることから、重大な薬物によるものとは考えにくい」と話しているという。
（読売新聞） - 9月7日12時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000002-yom-soci
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。