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□路上で女性の首絞める 板橋で相次ぐ 意識を失わせ乱暴 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050901-00000020-san-soci
路上で女性の首絞める 板橋で相次ぐ 意識を失わせ乱暴
東京都板橋区で六月以降、女性がわいせつ目的で男に首を絞められる事件が相次いで起きていることが三十一日、警視庁捜査一課と志村署の調べで分かった。一人は一時、意識不明の重体となっており、捜査一課は同一犯の可能性があるとみて、殺人未遂などの疑いで捜査している。
意識を失うまで首を絞めるという手口から、大阪府警に殺人などの容疑で逮捕され、「自殺サイトで知り合った三人を殺害した」と供述している前上博被告(36)と同様に、被害者が苦しむ姿に性的興奮を持つ性癖者の疑いもあり、警視庁で警戒している。
調べでは、七月二十五日午前三時ごろ、板橋区西台の住宅街の路上で、携帯電話をかけていた近くに住むフリーターの女性(24)が、男に後ろから手で首を絞められて意識を失い、近くの駐車場に連れ込まれて乱暴された。女性は首などに軽傷を負った。
男は三十歳ぐらいで、身長約一七五センチ。茶髪にフード付きの服を着ていたという。
この現場から北東へ約二キロ離れた同区坂下の都営アパート敷地内の植え込みで、六月十六日午前四時ごろ、このアパートに住む中国籍の女性(37)が意識がない状態で倒れているのが見つかった。
女性の首には細いひもで絞められた跡があり、衣服が乱れていたほか、近くで中身が散乱した女性のバッグが見つかった。財布がなくなっており、乱暴された後、現金を奪われたとみられる。
女性は帰宅しようとしたところを襲われたとみられ、窒息状態となり、低酸素脳症を起こした。一命は取りとめたが、ほとんど会話ができないなど重大な後遺症が残っているという。
この二件は(1)屋外での犯行(2)首を絞めている−などの共通点があり、わずか一カ月に二キロ圏内で発生していることから、捜査一課は同一犯の可能性があるとみて捜査している。
(産経新聞) - 9月1日4時1分更新