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08/05 20:20 警察システムの設計書紛失 110番の通報者名も 富士通の関係
富士通は五日、秋田、長野、石川の三県警の一一〇番などを担う
通信指令システムの設計書の一部や、最大で八百八十人の通報者の
氏名などを、関係会社の社員が紛失したと発表した。
同社は「通信指令システムは警察内部だけのシステムのため、外
部の者がこの設計書を入手してもシステム自体を改変することは困
難。通報者の氏名も簡単には分からない」としているが、ずさんな
情報管理に批判が集まりそうだ。
富士通によると、紛失したのは設計書の一部のほか、システムの
プログラムの一部や障害を調べた際に使った通報者名を含むデータ
。同社は三県警から通信指令システムの開発・保守を請け負い、そ
の一部を関係会社のシステム開発・保守会社「FFC」(東京都渋
谷区)に委託している。
FFCの社員が六月二十八日午後七時ごろ、千葉県の自宅マンシ
ョンに帰った際、ノートパソコンと外部記憶装置の入ったかばんを
入り口付近の外に置き忘れ、翌二十九日朝、かばんがないことに気
付いた。警察に届けたが、見つかっていない。
ノートパソコンには情報流出を防ぐ対策が施されているが、情報
を保存している外部記憶装置はロックされていない。
富士通は、仮にこの情報を基にシステムにアクセスできたとして
も、一部の情報にすぎないため、システム自体の改変はできないと
している。
またデータに含まれている通報者名は数字や英文字の羅列の中に
紛れており、個人を特定することは難しいという。
三県警はセキュリティーの強化を富士通に申し入れた。
20050805 2020
[2005-08-05-20:20]