★阿修羅♪ > 日本の事件17 > 244.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
尼崎脱線事故、ノーブレーキで現場カーブ進入か
兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、脱線した快速電車(7両編成)の非常ブレーキが作動したのは、現場カーブで片輪走行となり、マンション手前約50メートルにある線路外側の電柱に接触した後だったことが27日、兵庫県警の捜査本部と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べでわかった。
常用ブレーキがかけられたのが、非常ブレーキ作動の3秒前だったことも判明。県警は、速度超過した快速電車がノーブレーキでカーブに進入した疑いが強いとしている。
非常ブレーキは当初、半径300メートルの急な右カーブに入る直前に作動したとされていたが、1、4、5、7両目の車両から回収した「モニター制御装置」に記録された時刻、速度などの誤差を修正して再分析した結果、カーブ入り口から、約130メートル入った線路外側の電柱を越えた直後に非常ブレーキが作動していたことが判明した。電柱には1両目後部の側面最上部が接触しており、非常ブレーキ作動時にはすでに車体が大きく外側に傾いていたことが確認された。
(読売新聞) - 7月27日14時50分更新