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http://www.asahi.com/national/update/0713/NGY200507130008.html
2005年07月13日18時55分
愛知県知多市つつじが丘1丁目の公団住宅で4月、会社役員村田稔さん(74)一家6人が遺体で見つかった事件で、県警は13日、長男の幹夫容疑者(47)を殺人容疑で逮捕した。幹夫容疑者は「借金を抱え、生きていく自信がなくなった。家族を残すのはかわいそうで、道連れにしようと思った」と容疑を認めている。
捜査1課と知多署の調べでは、幹夫容疑者は弟の豊晴容疑者(44)=死亡=と共謀し、4月2日午前7時20分ごろ、台所で家事をしていた母キヌエさん(74)の首を荷造りに使用する白色のナイロン製ロープで絞めて殺害。10分後には、和室にいた父稔さんを台所に呼び出し、ロープで首を絞めて殺害した疑い。
幹夫容疑者は、「ロープの両端をそれぞれ自分と弟で持って、引っ張って殺した」と供述。殺害後に両親を和室に運び、布団を掛けたらしい。
幹夫容疑者は、稔さんから引き継いだ鉄工所の経営に行き詰まり、総額で5000万円もの借金を抱えていた。犯行前日の同月1日夜は、借金取り立てから逃れるために、稔さん宅に身を寄せていたという。
幹夫容疑者は、両親殺害直後、妻綾子さん(38)、長女奈穂さん(11)、長男賢哉君(9)の首を同様に絞めて殺害したことも認めており、県警は3人殺害の容疑でも再逮捕する。
両容疑者は5人を殺害した日に自殺を図り、豊晴容疑者は死亡、幹夫容疑者は一命をとりとめていた。