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http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200507120052.html
2005年07月12日
パチスロ機製造会社の役員やプロ野球の元球団職員らを出版物やインターネットで中傷したとして、神戸地検特別刑事部は12日、名誉棄損の疑いで逮捕状を取っていた同市甲子園七番町の「鹿砦(ろくさい)社」社長、松岡利康容疑者(53)に出頭を求め、同容疑で逮捕した。松岡容疑者は「コメントは差し控える」と黙秘しているという。
特別刑事部は同日早朝、鹿砦社の事務所や松岡容疑者の自宅などに、家宅捜索に入った。
調べでは、松岡容疑者は03年、「王国の闇」など2冊の著書を発行。その中で、パチスロ機製造会社の役員の女性関係などに触れたり、「役員が逮捕されていた」などと書いたりした疑い。
04年9月ごろには自社のホームページ上に、役員が過去に法人税法違反事件で有罪判決を受けた前科などを載せた。ネット利用者にこれらを閲覧可能な状態にして、役員らの名誉を棄損した疑い。
また、プロ野球の球団職員が98年にビルから転落死した問題をめぐり、鹿砦社の季刊誌「スキャンダル大戦争」で、遺族が執筆した原稿を連載。元球団職員ら2人の名前を実名で挙げ、「殺さなければならないほどの二人の間にあったトラブルとは、一体、何だったのでしょうか」などと記述。転落死した職員の殺害に関与したかのような内容で2人の名誉を棄損した疑いも持たれている。
同地検は、パチスロ機製造会社の役員と元球団職員らの告訴を受け、捜査していた。