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橋梁談合:公団ルート 元理事ら5人を逮捕
鋼鉄製橋梁(きょうりょう)建設工事を巡る談合事件の日本道路公団(JH)ルートで、東京高検など検察当局は12日、横河ブリッジ前顧問の道路公団元理事、神田創造(70)▽三菱重工業元橋梁部次長、田中隆(54)▽石川島播磨重工業元橋梁営業部長、清宮正美(49)▽横河ブリッジ元理事、横山隆(59)▽川田工業元営業部長、清水賢一(58)の5容疑者を独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕した。
検察当局は同日午前から逮捕状を用意し、5人を一斉に取り調べていた。今後、公団現職職員の関与についても解明を進める方針。
関係者によると、神田容疑者は受注予定社などが記載された「配分表」の原案を作成し、大手中心の談合組織「K会」(17社)、後発組などで作る「A会」(30社、03年度は32社)の総会で、原案を追認させるなど談合を主導。田中、清宮の両容疑者は、加盟各社に談合の詳細について連絡していた。
また、横山容疑者はK会、清水容疑者はA会の常任幹事として、組織運営に深く関与した。このため、検察当局は5人の刑事責任追及が不可欠と判断したとみられる。
調べでは、5人は03年度の44件(約473億円)、04年度の52件(約796億円)の発注工事で談合し、業者間の競争を制限した疑い。公取委は先月29日、横河ブリッジなど3社を刑事告発し、検察当局は同日、公団本社(東京都千代田区)を家宅捜索していた。
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毎日新聞 2005年7月12日 14時22分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050712k0000e040084000c.html