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□新番組で大苦戦する三宅裕司の不運 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1442783/detail
新番組で大苦戦する三宅裕司の不運
タイミングが悪すぎたようだ。10月からスタートした三宅裕司(54)の久しぶりの冠番組が大苦戦している。11日に放送された「三宅式こくごドリル」(テレビ東京)の初回特番の視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)とボロボロだった。
現在、三宅は4本のレギュラーを持っている。しかし、これまで唯一の冠番組だった「三宅裕司のドシロウト」(日本テレビ)は夜中0時半スタートの深夜番組だし、「新・どっちの料理ショー」(日本テレビ)と「笑いの金メダル」(テレビ朝日)は“脇役”だ。「三宅式――」は三宅にとって久々のゴールデンタイムの冠番組だった。それだけに気合が入っていたのだが、“不運”に見舞われてしまった。「クイズ形式で正しい日本語を見直す」という企画が他局と重なり、新鮮味がないのだ。
最近のテレビ業界では“日本語ブーム”が起こっている。秋の改編ではウッチャンナンチャンが司会の「クイズ!日本語王」(TBS)、「タモリのジャポニカロゴス」(フジテレビ)、さらに似通った言葉の違いを説明する「知ったかぶりクイズ!あなた説明できますか?」(TBS)など、「三宅式――」と同じタイプの複数の番組が始まった。
テレビ東京は視聴率競争では“カヤの外”状態。せめて新番組のスタートは派手にブチ上げたかったはず。三宅も、三宅を起用したテレ東もツイていない。
【2005年10月14日掲載】
2005年10月17日10時00分