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□ボビー・オロゴン ヘンな日本語の秘密 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1430846/detail
ボビー・オロゴン ヘンな日本語の秘密
今さら聞けない話というのがある。TVで大ブレークしているヘンな黒人、「ボビー・オロゴンって何者?」っていうのもそうだろう。
改めてプロフィル。
73年4月8日生まれ。ナイジェリアのイバダという田舎町出身。貿易業を営む父と6人の母、30人の兄弟がいる。地元の有名な進学校からイバダポリテント国立大を卒業後、95年に初来日。
「貿易商をやっていた父親といっしょに糸の買い付けに来たんです。しかし、当時は日本語をまったく話せなかった。バスで赤羽から日暮里まで行くのに8時間かけたが、つけなかったそうです」(芸能記者)
98年に再来日。埼玉で水道・ガスも止まりっぱなしの貧乏生活のなか、英語とパソコンの電話営業のバイトを始めたが、3カ月でクビになり、代官山の「モンスーンカフェ」でアルバイト。
「そんなとき、『さんまのからくりTV』で街頭インタビューされたんです。このときのヘンな日本語がウケてレギュラーに。セイン・カミュと同じ事務所に所属することになりました」(放送作家)
「ちんちんぽかい(ちんぷんかんぷん)」「おしりこんでた(落ち込んでた)」などの日本語には、こんな裏が。
「夫人は居酒屋で知り合った日本人。でも、彼の日本語は職場で覚えたんです。ギャグにしている『お前よぉ』も上司に言われていたもの。夫人に教えてもらった丁寧な日本語と職場で怒鳴られて覚えた乱暴な日本語が交ざっているのが面白いんだ」(放送作家)
実は、ふつうにしゃべろうと思えば、かなり流暢に話せるらしい。1年ほど前まで住んでいた北浦和のとある商店主はこう言う。
「道ですれ違うと上手な日本語で『こんにちは』と挨拶してくれる、礼儀正しい好青年で、ちゃんとした日本語をしゃべれますよ」
そういえば、ボビーの頭のよさには松本人志(ダウンタウン)も「すごい」と認めている。
アフリカでは小学校時代、5キロの道のりをはだしで通った。路面が熱くてヤケドし、今でもそのあとが足裏にある。TVの企画でK―1に出たが、こちらは1回100円で週に4〜5回は通ったという浦和市民体育館での筋トレが下地になっている。応援したくなるタレントだ。
【2005年10月5日掲載】