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□カモにされている日本のヨン様ファン [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1426480/detail
カモにされている日本のヨン様ファン
日本でも鳴り物入りで封切られたペ・ヨンジュン主演の「四月の雪」。さっそく、ロケ地のサンチョク(三陟)に日本のヨン様ファンが大挙して押しかけ、食い物にされている。
朝鮮日報によると、今年に入って韓国・江原道サンチョクを訪れた日本人観光客はすでに2万人。逆に、昨年「冬のソナタ」の舞台となった春川は当時、連日400人前後が訪れていたが、いまでは閑古鳥が鳴いているという。
案の定、ヨン様ファンを狙い撃ちした詐欺まがいの商法がサンチョクで横行。市役所や観光課などにも苦情が殺到しているという。
「映画のなかでペ・ヨンジュンが宿泊した旅館(サムフンモテル)は、主なロケ現場となったサンチョク医療院の横にあるため、日本からの個人客が宿泊しますが、通常3万ウォン(約3100円)のところを日本人だと分かると、7万ウォンを要求するのです。玄関先には怪しげな中年男性が数人たまっており、日本人に対して怪しげな英語で話しかけ、フロントへ案内して無理やり7万ウォンを要求しています。フロントに聞くと、自分たちは分からないと曖昧な返事。市役所は旅館に警告を発したそうです」(現地関係者)
サンチョク市の観光案内所も困惑している。電話取材すると、ワケダさんという日本女性がこう答えた。
「宿泊代を高く請求するだけではありません。宿泊しなくても、ペ・ヨンジュンを撮影した部屋を案内するだけでも1万5000ウォン(約1600円)もとるのです」
近くにある食堂は日本の女性週刊誌などで宣伝されたため観光コースとなっているが、5000ウォン(約550円)の定食に“ヨン様定食”などと名前をつけて倍の1万ウォンで日本人に出している。
個人女性客を狙った悪質なタカリも横行しているようだ。サンチョクを案内するからといって、カラオケやレストランに連れていっては法外な金額を要求する被害も出ている。
(ジャーナリスト・太刀川正樹=ソウル発)
【2005年10月3日掲載】