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ロシア南部・タタルスタン 中心都市カザン“1000年祭”式典
イスラム教徒が多いロシア南部のタタルスタン共和国で、中心都市カザンに都がつく
られてから一千年になるのを記念して、二十四日、プーチン政権の肝いりで、巨大なモ
スクが再建されるなど盛大な式典が始まりました。
ロシア南部のイスラム系共和国タタルスタンでは、中心都市カザンの千年祭に合わせ
て、プーチン政権の肝いりで、十六世紀に、ロシア帝国によって破壊された巨大なモス
クが再建されました。
これによって、カザンの中心にある要塞、クレムリンの中には、ロシア正教会ととも
に、イスラム教のモスクが共存することになりました。
人口三百八十万で、ロシアでもっともイスラム教徒が多い共和国のひとつタタルスタ
ンでは、一九九〇年代、ロシア南部のチェチェン共和国と同じように独立運動が強まり
ましたが、最終的にはロシア連邦にとどまり、自治権の拡大を求める道を選びました。
このためロシアにとって、タタルスタンは、イスラム教徒との協調関係を示す象徴的
な存在となっており、プーチン大統領は、二十六日には、ここで、旧ソビエト諸国でつ
くるCIS=独立国家共同体の首脳会議を主催し、ロシアとイスラム教徒との良好な関
係を内外にアピールしようとしています。
[2005-08-25-11:54]