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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000010-mai-sociより引用
<盗作?>篠原一さんの短編小説、既刊漫画と酷似
集英社の文芸雑誌「すばる」8月号に掲載された篠原一(しのはらはじめ)さん(29)の短編小説「19℃のロリータ」と、1998年に祥伝社から刊行された楠本まきさん(38)の漫画「致死量ドーリス」のストーリーが酷似している上、同じ表現が数カ所あることが分かった。両社は篠原さんが盗作した可能性があるとみて調査を進めている。
篠原さんは17歳だった93年、「壊音 KAI―ON」によって史上最年少で文学界新人賞を受賞した女性作家。代表作に「アイリーン」などがある。
「19℃のロリータ」は「B文学賞を最年少で受賞した」学生「僕」が主人公の一人称小説。若い女性の「きみ」にひかれるが、人生に意義を見いだせない女性は死を急いでしまう。
「致死量ドーリス」も「僕」と若い女性の「君」の物語。女性が死へと向かうストーリーが共通しており、特に(1)突然髪を切る(2)何種類ものかつらをつくる(3)体にはさみを刺して自殺未遂をする――など女性の行動が酷似している。「この部屋のエアコンディションは快適だ」「中途半端に破滅型なの」など同じ文言もあった。
読者らの指摘で事態が明らかになった。インターネットでも話題になっている。すばる編集部は「調査中」としている。
【米本浩二】
(毎日新聞) - 8月18日3時2分更新