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08/02 17:57 土壌10センチで3メートルの木が育つ 屋上緑化で、関電と大ガ
関西電力と大阪ガスは二日、都市部の気温を下げる効果があると
される屋上緑化で、約十センチの深さの土壌でも、高さ二―三メー
トルの木を育てることができる技術を開発した、と発表した。
少量の土で木を植えることができるため、屋上緑化の拡大が期待
できるという。従来は三十―四十センチの深さが必要で普及の妨げ
になっていた。
水や養分を効率的に植物に運ぶ微生物を土に混ぜ、十センチ程度
の深さの土壌で、木が育つという。
関電は「これまでの屋上緑化で課題だった大量の土が不要になる
。今回の開発で、多様な植物を容易に植えることができる」と強調
した。
両社が森林の再生事業で培ったバイオ技術を活用し、約四年前か
ら共同研究していた。今後、新しい屋上緑化の手法として事業展開
する。
20050802 1757
[2005-08-02-17:57]