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□藤山直美が朝ドラ最年長ヒロイン [スポーツニッポン]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000021-spn-ent
藤山直美が朝ドラ最年長ヒロイン
来年2006年に放送されるNHK朝の連続テレビ小説が26日、同局より発表された。10月スタートの後期作品「芋たこなんきん」の主演は、女優の藤山直美(46)で、史上最年長ヒロイン。4月スタートの前期は宮崎あおい(19)主演の「純情きらり」。2作とも恒例のヒロインオーディションを排しての人選。朝ドラのイメージが一新される?
現在46歳の藤山は、放送開始時には47歳。これまでの「ヒロイン」は第2作目「あしたの風」の渡辺富美子38歳が最高齢。「京、ふたり」の山本陽子(当時48歳)などの場合を除き、単独では史上最年長のヒロインとなる。
本人も「こんなおばさん、朝から出してどないすんや。NHKも何考えてんだ、という状況もありますが…」とおどけてみせた。また、出演を打診された時は「お母さん役?と言うたんが一言目でした」と笑った。
47歳のヒロインが誕生した背景には、朝ドラの“方向転換”がある。1961年から40年以上の歴史を持つ朝の連続テレビ小説は「若手女優の登竜門」として広く認知されてきた。6作目の「おはなはん」からは、毎回オーディションでヒロインを選出している。
しかし今回はオーディションを行わず、作品に合わせて主演女優をキャスティング。NHKの西村与志木ドラマ番組部長は「朝ドラの大原則はオーディションだが、オーディションは若手のものという印象が強く16、17歳の女の子の話しかできなくなり、ネタが狭まる」と説明。また「次の年(07年)の作品は盛大にオーディションをしたいし、内容に合わせて変えていきたい」と設定に幅を持たせて新しい朝ドラを作りたいとした。
藤山主演の「芋たこなんきん」は作家・田辺聖子さんの半生とエッセーをベースに、戦後復興期の大阪を舞台にした明るく楽しいホームドラマ。藤山は37歳から77歳までを1人で演じることになり「穏やかで楽しい大阪らしいドラマにしたい」と抱負を語った。
前期作品「純情きらり」は、愛知県岡崎市を舞台に戦前から戦後を駆け抜けたヒロインの一代記。ピアニストの夢を戦争でたたれ、みその蔵元に嫁いだ女性を描く。宮崎は「ピアノや方言を練習して、楽しんでやりたい」と語った。
(スポーツニッポン) - 7月27日6時4分更新