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□菊間スキャンダルでもフジの快進撃 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1301046/detail
菊間スキャンダルでもフジの快進撃
「たしかに菊間のスキャンダルは痛恨だけど、今のフジテレビにすれば痛くもかゆくもないレベルのお話です」(民放関係者)
フジテレビの菊間千乃アナ(33)が私的な飲み会に「NEWS」のメンバー内博貴(18)を呼びつけて酒を飲ませ、警察沙汰になった騒動――。菊間アナは同局から減給と担当番組「こたえてちょーだい!」を“無期限出演停止”という厳しい処分を下されてしまった。
だが、こんな声が。
「日本テレビの視聴率買収事件やTBSのコラム記事盗用事件に比べれば単にお粗末という印象の不祥事です。目下、絶好調のフジの勢いをそぐほどの“致命傷”にはならない気がします」(放送ジャーナリスト)
なにしろフジは04年に年間視聴率「3冠王」を日テレから奪還し、快進撃が続いている。
先週(11〜17日)の週間視聴率ランキングの1位は21.3%を叩き出した同局のドラマ「電車男」が獲得。また、ベスト20のうち、実に11本までを同局の番組が占めている。
「準備期間もお金もあまりかけていない『電車男』のヒットはフジテレビにとって大きな朗報。その他にも視聴率絶好調の女子バレー中継やドラマ『踊る!大捜査線』から派生した映画『交渉人 真下正義』を製作して大ヒットさせるなど“勝負球”が多い。今のところ盤石です」(芸能記者)
16日から始まった夏の恒例のイベント「お台場冒険王2005〜史上最強のテレビ遊園地〜」は初日から3日間で昨年の来場者数を10万人以上も上回る40万人を記録。今週末にはお祭り番組「25時間テレビ」の放送も控えていて、お台場はこれからの夏本番に向けて沸いている。
菊間の飲酒騒動についてもフジの対応は迅速だった。ひとつのスキャンダルで歯車が狂うほど足腰は弱くない。
【2005年7月22日掲載】