★阿修羅♪ > ニュース情報1 > 376.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□TBS 「買物大図鑑・感謝祭」の再放送を望む
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1039857/detail
TBS 「買物大図鑑・感謝祭」の再放送を望む
【PJニュース 03月19日】− 3月18日、深夜3時35分からTBSテレビで放映された番組「買物大図鑑・感謝祭」。これは凡百のテレビ通販番組ではない。
司会は「まちがいない」の長井秀和。スタジオには松本伊代、西村知美ほか。
最初のプレゼンターはカンニング竹山。商品は、植物性多目的洗剤。換気扇の汚れをひと拭きで落とす優れもの。
ぶちギレキャラの竹山は、たくさん並んでいる商品ボトルを見て「何でこんなに沢山あるんだ。邪魔だ」とぶち切れてみせる。司会の長井は「お笑いブームが終っても、これで食ってけるね」とつっこんだ。
マジシャンのマギー審司は、手品をしながら真珠のネックレスを宣伝。
パックン・マックンは、携帯用の英語教育機器を宣伝した。パックンはアメリカ人で英語がペラペラ。商品と彼のキャラクターが絡んでとても面白かった。
こんな面白い番組をこれまで見逃していたのか…。
私は、TBSの公式ホームページに行ってみた。深夜番組のラインアップの中を探したが見つからない。やっと関連する情報にたどり着いたが、それは、TBSテレビ本体ではなく、通販情報サイトだった。「買物大図鑑」は番組ではないと定義されているようだ。
私が子供の頃、お笑い番組「てなもんや三度笠」冒頭で、藤田まことが「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」とスポンサーの商品を宣伝していた。また、バラエティー番組「しゃぼん玉ホリデー」の中の牛が出てくるコントなど、宣伝と番組の関係はすれすれのところで微妙な関係を保っていた。視聴者はそれを楽しんでいたし、一定の歯止めさえ保っていれば悪いことではない。だが、スポンサーの度重なる要求にテレビマンたちが屈して、宣伝がエスカレートしていけば話は別。いつしか、宣伝と番組は別物と捉えられるようになり、一社提供の番組も姿を消していった。
どのチャンネルも似たような番組しかない。そう不満をもらす視聴者は多い。いまのテレビ番組の形が絶対的なものではないし、テレビマンたちは今のスタイルに安住することなく、新しい形態を模索すべきである。番組の定義さえ越えてしまう大胆な企画があったっていいのだ。
私はそれを「買物大図鑑・感謝祭」に見た。
フジテレビ系列局は18日、ライブドアがニッポン放送の経営権を掌握することで間接的にフジテレビを支配しようとする動きに反対の意を表明した。フジテレビの日枝久会長は日本民間放送連盟の要職をしめている。
ライブドア傘下になったフジテレビが、民放連を脱退して独自な路線をとれば、いままで以上に魅力的なテレビ局になると私には思えてならない。【了】
パブリック・ジャーナリスト 中村厚一郎(スポンタ)【東京都】
この記事に関するお問い合わせ先:newscenter@livedoor.net