★阿修羅♪ > ニュース情報1 > 373.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□加藤あい 優等生の評価を海猿で返上か [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1301047/detail?rd
加藤あい 優等生の評価を海猿で返上か
「私、目がキツいでしょう。自分では自分の顔、全部嫌いです。もっとほんわかした顔だったら良かったのに……」
あるインタビューで加藤あい(22)自身がこう言っている。たしかに同年代の女優たちと比べても愛嬌のある顔ではない。ドラマ「海猿」(フジ、火曜9時)は決してシリアス一辺倒のストーリーではないが、それでも冷たい表情が目立つ。ドラマの合間に流れるドコモのCMに登場する加藤の方がよほどいい表情をしている。
マスコミの見方も一致していて、彼女のインタビュー記事には、まるで決まり文句のように「優等生」「年に似合わない冷静さ」「言葉を選びながら答える慎重さ」などの言葉が並んでいる。取材した記者は一様に“スキを見せないクールな娘”という印象を持っている。
で、「海猿」だ。ハッキリ言って視聴率は低調である。17.8%→13.9%→12.1%と放送するごとに下げている。出演者がほぼ同じだった映画版「海猿」(昨年夏公開)は興収17億円の大ヒットだったというから、ドラマがスタートした当初は映画から流れてきた視聴者が多かったはずだ。セットも予算も映画並み。「連続ドラマ史上類を見ないほどの予算を使っている」(番組プロデューサー)のだそうだが、それでも視聴者をつなぎ留められなかったのは、映画とテレビドラマでは視聴者の関心が違うということか。
それでも「海猿」に出演する加藤のメリットは計り知れない。「あぶない放課後」「ベストフレンド」(99年、テレビ朝日)など、すでにいくつかのドラマで主演は張っているが、いずれも軽快な青春ラブコメ。それに対して恋愛あり、涙あり、アドベンチャーありの本格的ドラマは「海猿」が初めてだ。「冷たい」と見られがちな加藤にも、笑顔、涙、絶叫などさまざまな表情が用意されている。視聴者に新たな加藤あいを印象づけるには絶好の舞台だ。
一時は盗撮騒動に巻き込まれ、芸能活動も失速したが、今回のドラマで新・加藤あいが表現できれば、過去の足踏みも帳消しにすることができる。本人もそれが分かっているからヒロイン・環菜を丁寧に演じている。
【2005年7月22日掲載】